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[日販商品データベースより]
1887年に創業したタイの名門 オリエンタルホテル(のちのジ・オリエンタル・バンコク、現在のマンダリン・オリエンタル・バンコク)の歴史は、近代の幕開けとともに始まった。スエズ運河開通以降、欧州では、国外市場開拓のための貿易強化が急速に進み、アジアへの旅行ブームとともに、アジア全体への植民地支配の動きは強まっていくこととなり、このホテルも、様々な時の勢力に利用されていたのだった。そしてタイでは、王室の巧みな外交もあり、西欧諸国との不平等条約は締結したものの、欧米列強との自由貿易体制に組み込まれることによって、少なくとも西欧諸国に植民地化されることは免れていた。しかし、第二次世界大戦中になると、日本軍が進駐することで、ホテルは日本陸軍の施設として使われることになり、日本の帝国ホテルが運営を担うことになった。激動する近現代史のなか、名門 オリエンタルホテルには、貿易商や実業家、シルク王、世界を放浪する写真家などが宿泊し、歴代の経営者・支配人たちは、このホテルの連綿たる歴史を紡いで行ったのである。本書は、サマセット・モーム、ジョゼフ・コンラッド、三島由紀夫などの作家や世界の王族に愛されたこのホテルの波瀾万丈の歴史をひもとき、多彩な人々の人生が織りなした歴史ノンフィクションを描いたものである。