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[BOOKデータベースより]
序章 物語受容の変化―コンテンツ・キャラクター・自己表現
[日販商品データベースより]1 問い直される〈私〉―戦後の足場と現在(大江健三郎「人間の羊」―「透明な壁」と「涙」;安部公房「プルートーのわな」―「沈黙の歌」をどのように聴くのか;三島由紀夫「橋づくし」―差別と模倣;三島由紀夫「鏡子の家」―「時代の壁」の解体;三島由紀夫「白蟻の巣」、北杜夫「輝ける碧き空の下で」、手塚治虫「グリンゴ」―ブラジル日系移民と勝ち組表象;北杜夫「楡家の人びと」―「基一郎の遺志」と語り手の位置;手塚治虫、梶原一騎作品の闇市表象―超越する時空;北杜夫「幽霊」―語り得ぬ「幼年期」に対峙する「ぼく」)2
模索される〈私〉―虚構との対峙(村上春樹「沈黙」―饒舌、「沈黙」の暴力;村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」―「唐突すぎる」切断/接続と連鎖する「選択」;阿部和重「アメリカの夜」、「インディヴィジュアル・プロジェクション」―「映画」の廃棄と〈私小説〉;伊坂幸太郎「終末のフール」―「父」とカタストロフ;川上弘美「神様2011」、竜田一人「いちえふ」、カトーコーキ『しんさいニート』―戦後の「壁」;震災マンガの表象―「機動性」・「主観」性・「実用性」;さくらももこ「ちびまる子ちゃん」、「神のちからっ子新聞」―創造される「私」(「作者」);キャラクターとしての「萩原朔太郎」―群集に対峙する個;富野由悠季「機動戦士Zガンダム」―大量破壊と可能世界;富野由悠季「機動戦士ガンダムF91」―語り手のキャラクター性)
三島由紀夫、大江健三郎、北杜夫、村上春樹などの戦後文学や、手塚治虫、富野由悠季などのサブカルチャーを再読し、〈私〉の変容を探る。かつて内面的な自己表現の場であった物語は、現代のキャラクター化や断片的消費の中で新たな意味を持つ。戦後文学における〈私〉の語りとネット時代の自己演出を結びつけ、物語の受容とアイデンティティの変遷を読み解く。過去と現在を横断しながら〈私〉とナラティブのあり方を問い直す一冊。