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[BOOKデータベースより]
石川啄木、宮沢賢治、島崎藤村、中原中也、萩原朔太郎、室生犀星、金子みすゞ、林芙美子…文士たちが遺した四季を彩る美しい詩の数々。繰り返し読みたい、詩情溢れる一〇〇篇を収録。
春の詩(陽春(萩原朔太郎);春の実体(萩原朔太郎) ほか)
[日販商品データベースより]夏の詩(夏の川(土井晩翠);夏の日の歌(中原中也) ほか)
秋の詩(やがて秋…(立原道造);樹下(村山槐多) ほか)
冬の詩(冬が来た(高村光太郎);こんこんこな雪ふる朝に(三好達治) ほか)
日本は四季がはっきりした国といわれており、春夏秋冬、まったく違った景色が楽しめます。また、南北に長く山や海に恵まれた日本列島では、場所によって自然環境が大きく異なります。古くから日本人はこうした豊かな自然に囲まれて感性を育み、四季が織り成す美しい情景に惹かれてきました。そして、その感動を和歌や俳句、日記などさまざまな形で表現してきたのです。「詩」もその一種です。明治時代に近代詩と呼ばれるジャンルが誕生し、今でも多くの作品が読み継がれています。中には童謡として親しまれているものもあり、その多くが自然や季節の情景を題材にしています。
この本では、明治〜昭和の詩人が紡いできた「四季」にまつわる詩を集め、それらを季節ごとに紹介しています。原風景を思い起こさせるどこか懐かしい詩、移ろいゆく季節に寂しさを見出した詩、幻想的な世界観で季節の美しさを繊細に表現した詩など、100編の味わい深い作品を収録しました。国語の教科書に載るほど有名な作品もあれば、中にはほとんど知られていない隠れた名作もあります。初めから通して読んでもいいですし、気になるものから読んでいっても構いません。季節がめぐったらまた読み返してみるのもいいでしょう。詩人たちが感じた情景に、ぜひ思いを馳せてみてください。(「はじめに」より)