[BOOKデータベースより]
西のはての奇妙な森―。渡し守のレーナがひそかに思いを寄せる青年オーレンは、ある日、その森に入ったまま帰ってこなかった。オーレンをさがしにいったレーナの前にあらわれたのは、森の主だと名乗る、ヒキガエルのクアクア卿。レーナは、その家に招待されるが、そこで見たものは…?はたして、オーレンは見つかるのか?ちょっぴりこわい昔話風の物語に、今、世界で最も注目される気鋭のイラストレータージュリア・サルダが絵を添えました。美しい絵とともに物語を堪能できる、子どもから大人までひきこまれる絵本。小学校中 高学年〜。
[日販商品データベースより]世界で活躍する人気イラストレーター、
ジュリア・サルダの絵本
西のはてに奇妙な森があった。
町の人たちは
「あの森にはなにかいる。
森には目がある。耳もある」とうわさをした。
森から二度ともどらない人もいた。
でも、町の人は森にたきぎや木の実を
とりにいった。
森と町のあいだには、川が流れていた。
町でただひとり、舟を持つ物静かな少女レーナが、
渡し守をしていた。
ある日、レーナがひそかに思いを寄せる
青年オーレンが、森からもどらなかった。
数日後、嵐のなか、現れたのは
奇妙なヒキガエル。
「森の主(あるじ)」と名乗るそのヒキガエルに、
レーナは森の奥の家へ招待される。
このヒキガエルなら、オーレンのことを
何か知っているかもしれない。
レーナはヒキガエルについていく。
ところが、ヒキガエルが「見てはならない」という部屋をのぞいたレーナが見たものは…?
ちょっぴりこわい昔話風の物語に、
世界で人気をほこるイラストレーター、
ジュリア・サルダが絵を添えました。
美しい絵とともに物語を堪能できる、
子どもから大人までひきこまれる絵本。
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絵本の絵というよりは、大人を対象としたイラストで形成された世界のようで、ちょっとゾワゾワする絵本です。
西洋の昔話を現代に持ってきたような不思議な物語です。
魔女のようなヒキガエルによって姿を変えられた若者を、救うためのレーナの闘いはカードゲームという展開に、現代を感じました。
「真実か挑戦か」という2種類のカードを使った心理戦には、ちょっと驚きましたが、最後の逆転劇には、レーナの冷静さが光りました。
からくりめいた世界を、味わっていけるのは、やっぱり大人でしょうか。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】