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価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年05月発売】
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[BOOKデータベースより]
JAには日本農業衰退の責任はないのか!?農協中央会制度の廃止決定から10年。世に問う!総括・反省と農協運動転換の書。
第1章 農業と農協の推移と課題
[日販商品データベースより]第2章 農協改革の経過〜制度問題で完敗
第3章 中央会制度
第4章 准組合員制度
第5章 農協改革の総括・教訓
第6章 農協運動の転換
農業・農村の衰退と食の危機
その底にあるJA農協問題の深淵に迫る!
農協運動の司令塔の役割を果たしてきた中央会制度の廃止が決まってからから10年になる。中央会制度は、総合農協制度や准組合員制度とともに戦後の農協の発展を支えた3大制度の一つであり、今回その一角が崩れた。
農協は独善的・排他的でありながら依存性の高い組織であり、中央会制度の崩壊は制度の依存を超えた制度の悪用(政治的利用)による。
中央会制度廃止の原因究明と総括が行われないのにははっきりした理由がある。2007年の参議院選挙以来全中がとってきた自民党との密室議論による政治戦略と地域協同組合運動路線に原因があり、究明・総括を行えば、全中は自らの運動や政治戦略そのものを否定することになるからである。
いま、日本の農業は「令和の米騒動」に象徴されるように、極めて脆弱な生産体制のもとにある。これまで農協は、組織発展にとって都合のよい信用・共済事業の拡大に重きを置いてきたが、今後は農協本来の農業振興に全力を挙げるべきである。とくに生産段階にまで踏み込んだ農業経営にも取り組んでいく必要に迫られている。
それは農協が、残された総合農協と准組合員制度に依存するだけでなく、この制度を真の農業振興のために創造的に活用・発展させていくべきことを意味している。