お茶漬けざむらい

光文社文庫　光文社時代小説文庫　よ２３ー１

光文社
横山起也　

• 価格: 814円（本体740円＋税）
• 発行年月: 2025年05月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784334106447

内容情報

[BOOKデータベースより]

妹尾未明は味覚の良さしか取り柄がない、若き落ちこぼれ武士。ところが唯一の武芸「お茶漬け」で次々と人々の心のこわばりをときほぐし、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。その未明に膳奉行の長男・四条園城華山が宣戦布告！二人は舌勝負で対決するが―。新しい時代の夜明けを目前に、胃の腑から難問を解決に導く幕末グルメ譚。

[日販商品データベースより]

尊王攘夷に揺れる幕末。舌の良さしか取り柄のない若き武士・妹尾未明は、ある晩偶然、当代随一の人気絵師・河辺仁鶴と出会う。仁鶴に背中を押されながら唯一の特技「お茶漬け」で次々と難題を解決し、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。その未明に将軍の食を司る膳奉行の長男・四条園城華山が宣戦布告！　2人は舌勝負で対決することとなったが〓〓。胃の腑から人々の心のこわばりを解きほぐす御膳譚。