[日販商品データベースより]
1910年、17匹のマングースがインドから沖縄に上陸した。サトウキビを食い荒らすノネズミと猛毒のハブを駆除するためで、画期的な方法と期待された。マングースたちは環境の変化や戦火を乗り越え、たくましく子孫を増やしていった。しかし、夜行性のハブ退治に役立っていないうえに沖縄固有の生物を捕食していた。
1981年、北部のやんばる地域でヤンバルクイナが“発見”され国の天然記念物に指定されると、やんばるの自然環境や保護が注目され、同時にマングースは“外来生物”として駆除の対象となった。
人間が自然を“守る”とは? “外来生物”とは?……。
さまざまなことを考えるきっかけとなる1冊。
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価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2006年01月発売】

























日本にやってきた外来種動物が、何を引き起こしたかを考える絵本です。
沖縄の毒ヘビのハブを駆除するためにと放たれた17ひきのマングースは、全く想定していなかった事態を引き起こしました。
当初の目論見も、好結果をもたらしてもいませんでした。
国内で起こっている在来種の危機と外来種による環境変化までを含めて、環境に対する問題提起の絵本です。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】