- 資本主義リアリズム 増補版
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堀之内出版 鍬谷書店
マーク・フィッシャー 河南瑠莉 セバスチャン・ブロイ- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784911288153
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[日販商品データベースより]
刊行直後から多くの人々を魅了し、熱狂的な読者を獲得してきた名著が増補版で再刊!
●千葉雅也推薦!!
●毛利嘉孝、木澤佐登志による書き下ろし解説を収録!!
「資本主義は、仕事からプライベートまでを飲み込んで、すべてを競争とギャンブルに変えていく。いまや、それに適応して生きるのは当たり前であるかのようだ。しかし、何らかの視点からその状態を客観的に見て、批判する必要がある。本書は、それを手助けしてくれる。最初の出版から時を経ているが、問いの重要性はいっそう大きくなっている。」
──千葉雅也
【資本主義が拡大するほど、うつ病が増える?】
資本主義社会のしわよせはどこへ向かうのか──?その答えは、市井の人々のメンタルヘルスだった。精神疾患を持つ人が増え続ける中、社会の問題を個人の問題にすり替え、メンタルの問題を化学物質の問題にすり替えることで力を得ながら前進する資本主義の構造を、鋭く美しい筆致で暴く。
後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を受け入れてしまう人々の主体性を、フィッシャーは映画、音楽、小説の中に見出していく。社会問題のみならずポップカルチャーにも光を当て、常に他の未来を構想し続けたマーク・フィッシャーの主著にして、「資本主義の終わりよりも、世界の終わりを想像する方がたやすい」資本主義リアリズムの世界で生きる私たちの必読書。
「はっきり言わせてもらおう。たまらなく読みやすいこのフィッシャーの著書ほど、われわれの苦境を的確に捉えた分析はない」
──スラヴォイ・ジジェク