この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- そんな言葉があることを忘れていた
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年08月発売】
- 水田の空
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2018年05月発売】
- チュチュと太陽
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2024年06月発売】
- 虫めづる妹
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年05月発売】
- ひいおばあちゃんにきいたよ せんそうになったらどうなるの?
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2025年08月発売】
[日販商品データベースより]
《その星の空は保温しすぎたご飯のような色をしていた。 》
《アント〓ロイト〓との飲み会。アント〓ロイト〓達か〓僕にはわからない「アント〓ロイト〓あるある」て〓盛り上か〓っている。〓》
《月の裏は見たことはあるが、新幹線の車窓から見える大きな看板の裏はまだ見たことがない。 》
《年老いた親のためのタイムマシンはボタンが大きくて操作が簡単だ。 》
自由律俳句と妄想文学の名手、せきしろの新境地!
短編小説より短く詩歌よりも長い、「ショートショートショート」とも呼べる作品群によって切り取られた、もうひとつの世界の生活と郷愁。
数行で完結する超掌編の連作約180編と、数ページの掌編11編を収録した、せきしろ初のSF小説集。
「せきしろさんが宇宙の石板みたいに読者へよこす掌編は、まったくもって僕がときめいたSFそのものであり、進化形であり結晶体であった。郷愁とセンスオブワンダーと、そして卓抜な笑いを備えていた。
SFはもうこれでいい。SFのSはせきしろのSであった。」
――上田誠(ヨーロッパ企画)解説より