- 修理する権利
-
使いつづける自由へ
- 価格
- 4,840円(本体4,400円+税)
- 発行年月
- 2025年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784791776955
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 竹田恒泰の感動する日本
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2025年02月発売】
- ソーシャルワーク法
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2025年03月発売】
- 標準SQL+データベース入門
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2024年10月発売】
- 「複雑系」が世界の見方を変える
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2024年09月発売】
- 日本の合戦年表
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年03月発売】
[日販商品データベースより]
なぜスマホのバッテリーはすぐ交換できないのか?
短い保証期間、高額な修理費用、交換のできない部品……わたしたちは修理することからますます遠ざけられている。「壊れたら買い替え」へ消費者を駆り立てる資本主義社会には、修理を阻む巧妙なカラクリが隠されていた。そうしたなか、いま米国やヨーロッパで「修理する権利」運動が巻き起こっている。その現状を縦横無尽に分析した決定的入門書。
目次
謝辞
第1章 はじめに
第2章 なぜ修理は重要なのか
修理の経済的効用
修理が環境に及ぼす効果
修理の社会的メリット
第3章 修理の歴史
修理の起源
工業化と互換性
陳腐化の発明
家主と修理法
第4章 修理を阻む戦略
設計と修理可能性
行動を規制する
修理を阻む障壁を設計する
市場の制約
消費者規範
第5章 修理と知的財産
著作権
実用特許
意匠(デザイン)
商標
営業秘密
修理と進歩〓
第6章 修理と競争
アメリカの反トラスト法の基礎
イーストマン・コダックとアフターマーケットの競争
修理市場に対する反トラスト法理論
反トラスト法執行のハードル
ヨーロッパの競争法
第7章 修理と消費者保護
消費者の修理に対する認識
不公正かつ欺瞞的行為
保証
消費者を計画的陳腐化から守る
第8章 修理を再構築する
修理を決断する要因
法を改正する
市場を変える
設計を変える
規範を変える
修理する権利運動
エピローグ
原注
解題 修理する権利、あるいは私たちの生を取り戻すための抵抗運動(吉田健彦)
索引