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[日販商品データベースより]
「商売を行うこと自体がリスクを取ることで、リスクのないところにはリターンは発生しません。しかしながら、無謀なチャレンジは結果として企業を破綻に至らしめることになります」(「まえがき」より)。
私たちの日常生活と同じく企業活動においても多種多様なリスクの中にあり、会社が継続的に成長し企業価値を維持・増大していくためには、これらリスクとその及ぼす影響を正しく把握し、的確な対策(リスクマネジメント)を講じることが求められます。
本書は、リスクとリスクマネジメントの基本的な事項を理解してもらうことを意図して書かれています。
内容は2部編成とし、第1部では、リスク及びリスクマネジメントの概要と企業リスクマネジメントの手法の理論を解説し、企業の実際のリスクマネジメントとはどのようなものかを金融機関の対応を例に取り上げます。さらに、企業リスクマネジメントの必須事項である、BCP、内部統制や家庭のリスクマネジメント、リスクファイナンスとしての保険とデリバティブも項目に挙げて解説しています。第1部だけでもリスクマネジメントの体系を一通り学ぶことができる構成としています。
第2部では、企業経営において最近特に注目されているリスクを個別に取り上げます。ここでは、企業がかかえる重大リスクとして、地震や風水害等の自然災害リスク、情報漏洩リスク、個人情報漏洩リスク、製造物責任リスク、不祥事リスク、メンタルヘルス・ハラスメントなど労働問題に係るリスク、サイバーリスク、風評リスク等を具体的に述べています。リスクを取り巻く背景は時々刻々と変化しており、企業におけるリスクマネジメント体制は常にアップデートすることが肝要ですが、各章においてそれぞれのリスクに関連する行政指針や専門家による知見を紹介し、章末に関係法令の抜粋を掲載しています。また、興味と理解が進むように関連するColumn を随所に設けるなど、最新の情報と出来事を織り込んで解説しています。
このように本書は、その前半でリスクとリスクマネジメントの概要を理解し、後半で個別リスクへの対応を体系的に習得できるよう執筆、編集しました。リスクマネジメントを初めて学ぶ学生や社会人の方々のための分かりやすい入門テキストです。