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[BOOKデータベースより]
序章 ドイツ観念論と京都学派の六つのファセット(誰が「ドイツ観念論」や「京都学派」の名称を言い出したか;四つの哲学潮流と、第五の潮流としての京都学派;ファセットとしての六つのテーマ)
[日販商品データベースより]第1部 歴史(革命の時代のドイツ哲学界と東アジアの歴史観;「神」の歴史か、「絶対無」の歴史か)
第2部 自然(東西の自然概念;自然哲学と「絶対自我」;特講 デカルト・スピノザ・ライプニッツの「自然」)
第3部 芸術(ロマン主義とカント美学;ヘーゲルの「芸術の過去性」テーゼ)
第4部 法(カント、フィヒテ、ヘーゲル、そして西谷啓治;国家と社会の弁証法)
第5部 知(物自体という壁;絶対知をめぐる「巨人の戦い」)
第6部 宗教(ニヒリズムの胎動;「無底」―ドイツ観念論と京都学派の邂逅地点)
本書では、ケルン大学、テュービンゲン大学での講義を基に、 ドイツ観念論と京都学派という思想史上の双峰を同時に見ることで、西洋哲学を哲学そのものと同一視する図式に問いを投げかけ、京都学派の新たな位置づけを試みる。歴史・自然・芸術・法・知・宗教というテーマから、ドイツ観念論の中心概念「絶対者」と京都学派の「絶対無」の遠さと近さを表出させ、現代世界の問題としていまだ効力を有する思想を見る。