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コロナ社 星野翔麻
点
1. 序論―分光学からわかること―2. 量子論の基礎3. 原子・分子の量子論4. 分子の振動運動と回転運動5. 光と分子6. 回転分光学7. 振動分光学8. ラマン分光学9. 電子遷移10. 分子の対称性と分光学
【書籍の特徴】本書では,分子分光学の幅広い領域を,その原理的な内容を物理化学・量子論の立場から解説している。本書は初歩から専門への糸口までの手引書となるよう意図しており,いわば初歩的な解説書と高度な専門書の間のギャップを埋めるためのものである。分子分光学に関する世界的名著は数多く出版されているが,高度な量子論による取り扱いがなされていたり,内容も豊富であるために初学者にはハードルが高い。本書は学部2〜3年生以上の初等量子化学をすでに学習済みの学生が分光学を学習する入門書として,また,この分野に関心をもつ読者が概観を得るための参考書として役立つであろう。【各章について】本書は全10章から構成されている。1章は序章であり,「スペクトル」の歴史と,分光学の観測対象に関して説明している。2〜4章では分子分光学を学ぶ上で必要な,原子・分子や分子運動の量子論の基礎を解説している。5章では光の特徴および光と分子の相互作用に関して,6章ではマイクロ波分光法によって分子の構造が決定できることを説明している。7章では分子の振動スペクトルから得られる情報に関して,8章ではラマン分光法に関して解説している。9章では電子遷移に関連するスペクトルから得られる情報および励起分子のたどる失活過程に関して取り扱っている。10章では群論の基礎とその分光学への応用に関して解説している。理解の手助けになるよう,各章の章末には数問の演習問題を,その略解を巻末に掲載した。【著者からのメッセージ】分子分光学は測定対象や測定手法,また解析の取り扱いも含め,日々進化し続けている分野である。特に,実験手法に関しては,今日においても先駆的な方法が日々開発され,分子分光学はたゆまない進展を続けている。このような広範な分野を1冊の書籍にまとめあげることは困難であり,紙面の都合から取り扱いを断念せざるを得なかった重要な内容や,発展・応用的な内容は数多くある。巻末にはいくつかの詳しい参考図書をあげてあるが,本書をstep stoneとして,ぜひ高度な専門書にも挑戦してもらいたい。
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[BOOKデータベースより]
1. 序論―分光学からわかること―
[日販商品データベースより]2. 量子論の基礎
3. 原子・分子の量子論
4. 分子の振動運動と回転運動
5. 光と分子
6. 回転分光学
7. 振動分光学
8. ラマン分光学
9. 電子遷移
10. 分子の対称性と分光学
【書籍の特徴】
本書では,分子分光学の幅広い領域を,その原理的な内容を物理化学・量子論の立場から解説している。本書は初歩から専門への糸口までの手引書となるよう意図しており,いわば初歩的な解説書と高度な専門書の間のギャップを埋めるためのものである。分子分光学に関する世界的名著は数多く出版されているが,高度な量子論による取り扱いがなされていたり,内容も豊富であるために初学者にはハードルが高い。本書は学部2〜3年生以上の初等量子化学をすでに学習済みの学生が分光学を学習する入門書として,また,この分野に関心をもつ読者が概観を得るための参考書として役立つであろう。
【各章について】
本書は全10章から構成されている。1章は序章であり,「スペクトル」の歴史と,分光学の観測対象に関して説明している。2〜4章では分子分光学を学ぶ上で必要な,原子・分子や分子運動の量子論の基礎を解説している。5章では光の特徴および光と分子の相互作用に関して,6章ではマイクロ波分光法によって分子の構造が決定できることを説明している。7章では分子の振動スペクトルから得られる情報に関して,8章ではラマン分光法に関して解説している。9章では電子遷移に関連するスペクトルから得られる情報および励起分子のたどる失活過程に関して取り扱っている。10章では群論の基礎とその分光学への応用に関して解説している。理解の手助けになるよう,各章の章末には数問の演習問題を,その略解を巻末に掲載した。
【著者からのメッセージ】
分子分光学は測定対象や測定手法,また解析の取り扱いも含め,日々進化し続けている分野である。特に,実験手法に関しては,今日においても先駆的な方法が日々開発され,分子分光学はたゆまない進展を続けている。このような広範な分野を1冊の書籍にまとめあげることは困難であり,紙面の都合から取り扱いを断念せざるを得なかった重要な内容や,発展・応用的な内容は数多くある。巻末にはいくつかの詳しい参考図書をあげてあるが,本書をstep stoneとして,ぜひ高度な専門書にも挑戦してもらいたい。