- 目的をもたない意志 増補版
-
山川方夫エッセイ・コレクション
ちくま文庫 やー61ー3
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480440204
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[BOOKデータベースより]
「「文学」は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』…文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。
第1章 灰皿になれないということ(灰皿になれないということ;“自由”のイメージ;永井龍男氏の「一個」―〈作家論への試み〉 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 わが町・東京(わが町・東京;神話;「日々の死」の銀座 ほか)
第3章 目的をもたない意志―映画をめぐる断章(増村保造氏の個性とエロティシスム―主に『妻は告白する』をめぐって;映画批評家への公開状;目的をもたない意志―マルグリット・デュラスの個性 ほか)
付録 『山川方夫全集』月報より―山川みどり
「私はいまはっきりと『文学』の価値を信じている。『文学』は、おそらく、人間の尊厳の補償である」(「灰皿になれないということ」)
「一人きりの人間は、じつは『人間』ではない。人間を『人間』にする最小の単位は一人ではなく、二人である」(「正常という名の一つの狂気」)
「『文学』は私にとり、まず私の存在のしかたであり、態度なのだ」。大江健三郎、サルトル、石原慎太郎、若尾文子、日劇、『去年マリエンバートで』、『キングコング対ゴジラ』……文学はもちろん映画や自由、恋愛まで作家がクールな文体で語るエッセイ集。新たな7篇のほか、妻・山川みどりによる作家との出会いや夫婦の生活をめぐるエッセイ4篇を増補した決定版。