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[日販商品データベースより]
どういうものか自分の生まれた時代との折り合いが悪く、生まれてきたことを呪い、『荘子』に言う「幽憂之病」に悩み、常に自分は世に容れられぬ人間だとの疎外感を抱き続けてきたわたしのような人間にとって、古代・中世の世界こそが唯一やすらぎを得られる場であった。
(「古典詩回顧に寄せるぷろろごす」)
「沓掛氏は自ら己自身を「現代に生きる古代人」と公言してゐるが、やはり世の主流を横様に切り裂いて走る鋭い光の刃である。沓掛氏はギリシア・ローマの古代世界のみならず、中世文学からルネサンスに続くヨーロッパ文学、王朝文学における女流歌人の和泉式部や式子内親王、西行、一休、良寛、漢詩など東西の古典を幅広く論じてゐる。その批評精神の目の付け所がどこにあるか知ることは、日本文学の現況を匡し、日本の文化伝統を発展させる機縁となりうる」(伊藤勳)。「T 心惹かれた女性詩人たち」「U ヨーロッパ古典詩の記憶から」「V 東洋の古典詩逍遥回顧・落穂拾い」の3章からなる、古典詩世界への類をみない誘いの書。デザイン=原耕一・せい。発行=大和プレス