- 近代大阪の企業者群像
-
機械工業を中心に
大阪大学出版会
沢井実
- 価格
- 4,840円(本体4,400円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784872598360

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【2013年10月発売】
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[日販商品データベースより]
「大大阪」の時代、大阪は「商都」、また「東洋のマンチェスター」として名をはせたが、同時に「工都」であり、機械金属工業が集積する都市でもあった。本書では、戦前期大阪の機械工業業界において重要な地位を築いた企業の経営実態を明らかにし、9名の野心的な創業者のケーススタディを通して、企業発展の主体的条件を考察する。
本書が取り上げる企業者は次の9名である。
・若山瀧三郎(若山鉄工所)
・溝口良吉(溝口歯車工場)
・酒井寛三(酒井寛三商店)
・椿本説三(椿本チエィン製作所)
・桑田権平(日本スピンドル製造所)
・小林愛三・品川良造兄弟(大阪変圧器)
・山田多計治(大阪機械製作所)
・柴柳新二(恩加島鉄工所、日本鍛工)
「大大阪」の時代は企業家精神が横溢していた時代でもあった。本書が取り上げる魅力的な創業者たちは近代大阪の開放性と自立性を体現し、大阪を舞台に精力的な企業者活動を展開する。大大阪が著しい経済発展を成し遂げた要因とは何か、そのプロセスを経営史・企業者史の観点から検討し、現代大阪が学ぶべき歴史的教訓を提示する。