- サービス理論の転換
-
本来のサービスといわゆるサービス
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2025年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784910969053
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[BOOKデータベースより]
マルクス〈サービス概念〉のテキスト・クリティークにもとづいて、非物的商品等の通俗的規定を排し、素材的・感性的規定から経済当事者の意識・行動に即した経済的形態規定へのサービス理論の転換を提起する。
第1章 価値形成労働について―生産的労働とサービス(本来のサービスといわゆるサービス労働;生産的労働といわゆるサービス労働)
[日販商品データベースより]第2章 「場所移動」に対する二つの分析視角―「有用効果生産説」と「使用価値完成説」との否定的止揚(安部説・中西説・馬場説の検討;「運送」と「運輸」 ほか)
第3章 マルクスのサービス概念(マルクスのサービス概念をめぐって;三つのサービス概念)
第4章 労働売買説批判(サービス提供の三形態;不生産的労働者は、労働力を売っているのか、労働を売っているのか ほか)
第5章 非物質的生産における価値規定、そして「不確定性」の問題
マルクス〈サービス概念〉のテキスト・クリティークにもとづいて、非物的商品等の通俗的規定を排し、素材的・感性的規定から経済当事者の意識・行動に即した経済的形態規定へのサービス理論の転換を提起する。
「マルクス解釈において「マルクス信奉者」は、マルクス解釈に成功していない。マルクス解釈は、コンテキストを踏まえて、またマルクスの全理論体系を踏まえて、さらには『要綱』から『資本論』草稿群に至るマルクスの歩み(変化・発展)を踏まえてなされるべきである。逆説的ながら、マルクスに対する批判的スタンスがあってこそ、マルクスのテキスト・クリティークも可能である。」(著者)