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価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2007年07月発売】
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【2007年07月発売】
[BOOKデータベースより]
熱接着(ヒートシール)総論
[日販商品データベースより]従来法のヒートシール関連事項の取り扱いの誤認解析と《エッジ切れのない「密封」と「易開封」の同時達成への革新》と“一条シール”、《界面温度制御》へのプロローグ:9アイテム/20項目
熱接着強さの管理でヒートシールの性能の保証ができるか?
[改革技術3]:ヒートシール強さの発現に《加熱速さ》が関与していた【Hishinuma効果】の発見―ヒートシール強さは3次元現象だった―
[改革技術2]:「密封」と「易開封」を同時に達成する“一条シール”の実際
[改革技術1]溶着面(接着面)温度応答を直接的に制御する《界面温度制御》
[改革技術7]:凝集接着の革新:「モールド接着」の開発
[改革技術5]:圧縮・落下衝撃の破袋メカニズムとヒートシール強さとの関係―圧縮荷重と落下衝撃荷重の挙動解析と対策
[改革技術4]:剥離エネルギー論による剥れシールの機能性を利用したヒートシール強さの新評価法:【FHSS】
ヒートシール面内の温度分布の発現現象の解析と定量化
[改革技術6]:改革技術を全面的に展開したレトルトパウチ包装の【HACCP】管理の革新
ヒートシールの化学
探傷液法による「密封」の漏れ検知と簡易化
“一条シール”チェッカ
「探傷液法」によるピロー袋の貫通孔の発生原因の究明と漏れ量の定量化
密封特性の解析と革新:ヒートシール強さは密封化の必須条件ではなかった
軟包装の「易開封」の検討
フィン・タブ開封の理論と実際
医療用不織布包装の熱接着面の微生物バリア性の《Validation》の検討
新技術を実践展開したバンドシーラ[1]、インパルスシーラ[2]、ハイブリッドシーラ[3]機械の革新 “一条シール”と《界面温度制御》の開発がもたらした新規な成果の紹介
包装工程へのAI制御の展開
保障(Validation)と保証(Guarantee)の常識〔ほか〕
プラスチック材の発明と共にフイルム・シートの熱加工技法(ヒートシール技法)が展開されて久しい.今日の社会では,食品,医薬/医療,電子部品等の個装/小分け包装に利用され,防塵,防湿,恒湿,防酸化等に貢献し,旧来の瓶詰,缶詰包装の代替えとして人々の生活に不可欠になっている.増大したプラスチック材の利用は環境保全のSDGsへの対応が新たに追加されている。
既刊の「ヒートシールの基礎と実際」(幸書房),HEAT SEALING TECHNOLOGY and ENGINEERING for PACKAGING (DEStec;USA)では,ヒートシール技法を検討する上で,基幹となる加熱温度を溶着面(接着面)温度応答と定義して,著者が開発した溶着面温度計測法;“MTMS”を展開して,ヒートシール現象の理論と技術を論じた.
しかし,この理論の現場への展開が困難で、現場で苦労されている方から数多くの苦言を戴いた。
本刊は主に現場への展開を意識して,2008年以降に発表した論文と取得した特許等のヒートシール技法の革新をまとめた.本書が,ヒートシールの実践でお困りの方々への福音となれば幸いである.(本書「はじめに」より一部抜粋)
著者 菱沼 一夫