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[BOOKデータベースより]
序章 本書では何を明らかにしたいのか
[日販商品データベースより]第1部 個人の能力に還元しない学びとは(インクルーシブ教育のためのつながりの支援:反‐個人主義の教育理論と実践に向けて;関係的営みとしての自立/自律―言説としての「依存から自立/自律へ」の限界―)
第2部 実践の記述について(モノや道具を介した医療的ケア児の学級参加;医療的ケアの必要な重度障がい者の学びのデザイン;Zoomなどを利用して複数の事業所をつなぐ遠隔授業;木材の端材を使用した芸術作品の制作:塔/灯をつくる;相互行為の中の「理解」の達成に向けた学びのデザイン―Y専門学校のキャリアデザイン科を事例として―)
第3部 研究方法論の検討(現象学/ポスト現象学と特別支援教育;エスノメソドロジーとハイデガー現象学)
終章 本書はどのようなつながりのもとで生まれたか
特別支援教育や中等教育卒業後の学びにおいて要請される、
ある種の障害や特性に最適化された学習実践に必要とされる「学びのデザイン」の提示と、
それを精査するための研究方法論の精緻化を探究する。
特別支援教育およびその周辺、あるいはその延長上の学びにおいて、学びはどのようにデザインされ、
実践されているのかに着目。
特別支援教育や「学びの場」 における英会話・国語・数学などの一般教養や各種情報ツールの使い方、
医療的ケアを常に必要とする人の学び、運動や調理や美術などの実技修得場面へ参与観察したり、
実践者たちにインタビューすることで、特別支援教育および「学びの場」がどのようにデザインされているかを記述。
質的研究のなかでも(ポスト)現象学、状況論、アクターネットワークセオリー、
エスノメソドロジーなどに触発された論文集。
「道具やモノの使用とデザイン」、「人間とモノのインタラクション」、
「学びの場の空間のデザイン」「メディア」といった、
これまで人間中心主義的な研究枠組みでは積極的に注目されてこなかった研究対象へ、アクセス可能な研究方法を採用する。
障害のある人びとや、その学びを支える人びと(特別支援教育にかかわる教育実践者)、
あるいはそうした学びをこれから研究する人びと(特別支援教育の研究者)たちをエンカレッジする書。
【執筆者】
海老田大五朗、楠見友輔、横山草介、久保田裕斗、引地達也、松浦加奈子、呉 文慧