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[BOOKデータベースより]
序章 生涯学へようこそ! 「脳・体」「心」「社会」から生涯を捉えなおす(月浦崇・柴田悠・金子守恵)
[日販商品データベースより]第1部 「脳・体」から生涯を捉えなおす(年を取ると記憶は悪くなる? 脳からみる記憶の多様性と加齢による変化(月浦崇);脳画像を通してヒトの生涯をみる(小池進介);「加齢」と「老化」の違い 神経発達症の研究でわかってきたこと(木村亮);身体活動と脳の健康(石原暢;生涯にわたる女性のこころとからだのヘルスケア(江川美保)))
第2部 「心」から生涯を捉えなおす(知覚の加齢変化 補い合う感覚(寺本渉);認知機能における予備力の役割 精神・神経疾患の理解のために(松井三枝);生涯学から日常生活を科学する(権藤恭之);睡眠中にみる夢を味方に人生をデザインする(松田英子);高齢者との会話を知る 会話の認知的加齢研究(原田悦子・澤田友恭))
第3部 「社会」から生涯を捉えなおす(孤立しない人生を送るには? 高齢期の社会参加を調査研究する(筒井淳也);幸せな生涯を送るには? 余暇・裁量・頼り合い(柴田悠);技能の習得と多元的な発達観(金子守恵);モノとともにあるヒトの生涯 「できる」「できない」とはどういうこと?(倉田誠);「高齢期」って何色? 「高齢者イメージ」を調査する(安元佐織);よりよく共に生きるためのレパートリー(笠井賢紀))
第4部 社会実装に向けて(生涯学習政策のこれまでとこれから(石井山竜平))
早く大人になりたいと思っていた子ども時代。自由な子どもがうらやましい大人。あなたはどのように年をとりたいですか。超高齢社会日本に必要なものはなんでしょうか。本書では、科学的知見から「成長から衰退へ」という生涯観を刷新します。
年をとるってとっても素晴らしい!
「生涯学」を展開するにあたり,私たちは生物心理社会モデルに則ったアプローチを進めてきました。…(略)…さらにそれらの研究成果を,生涯学習を媒介として社会へ還元することで,基礎から応用までの展開を進める多元的な人間研究を実施してきました。…(略)…そのような学問的基盤によって,「衰退」へ向かうだけであると従来は理解されてきた私たちの人生は,本当は明るい未来への「成熟」であることが再確認され,社会全体が明るい未来へ向かって人生を全うできるようになるのではないかと思います。つまり「生涯学」は,明るい未来へ向かう「成熟」の中で,みなが人生を楽しむための科学でありたいと私たちは願っています。(「はじめに」より)
〈編者〉
月浦 崇 担当:第1章
京都大学大学院人間・環境学研究科教授
柴田 悠 担当:第12章
京都大学大学院人間・環境学研究科教授
金子守恵 担当:第13章
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授
〈執筆者〉(執筆順)
小池進介 担当:第2章
東京大学大学院総合文化研究科進化認知科学研究センター准教授
木村 亮 担当:第3章
大阪大学大学院連合小児発達学研究科教授
石原 暢 担当:第4章
神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授/同高等学術研究院卓越准教授
江川美保 担当:第5章
京都大学大学院医学研究科(婦人科学産科学)助教
寺本 渉 担当:第6章
熊本大学大学院人文社会科学研究部教授
松井三枝 担当:第7章
金沢大学国際基幹教育院教授
権藤恭之 担当:第8章
大阪大学大学院人間科学研究科教授
松田英子 担当:第9章
東洋大学社会学部教授
原田悦子 担当:第10章(共著)
筑波大学名誉教授,潟Cデアラボ・リサーチディレクタ
澤田知恭 担当:第10章(共著)
筑波大学大学院人間総合科学研究群博士後期課程
筒井淳也 担当:第11章
立命館大学産業社会学部教授
倉田 誠 担当:第14章
東京医科大学医学部教授
安元佐織 担当:第15章
大阪大学人間科学研究科准教授
笠井賢紀 担当:第16章
慶應義塾大学法学部政治学科准教授
石井山竜平 担当:第17章
東北大学大学院教育学研究科准教授