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[BOOKデータベースより]
「小説を書くこと」と「戦時下を生きること」が相互に活力を与えあい、生まれた太宰治の作品たち。そこに表現される暴力性と、隣り合わせの狂気や滑稽さに着目した長年の考究の集大成!
序章 太宰治にとっての暴力・滑稽・読者
[日販商品データベースより]第一章 暴力を無効化する笑い(「畜犬談」―ユーモアの陰翳;「十二月八日」―ナショナリティにまみれる/おくれる笑い)
第二章 救いとしての綻び―「新釈諸国噺」の方法(「大力」―越境者たちの本懐;「猿塚」―不憫という隠れ家;「人魚の海」―困難/希望としての「信」;「破産」―〈内証〉の行方;「裸川」―〈うがち〉で開かれる/閉じられる物語;「義理」―反響する〈卑怯〉;「女賊」―承認のための執着;「粋人」―決戦下の〈虚栄〉;「遊興戒」―転移する依存;「吉野山」―期待はずれの連鎖)
第三章 作家/読者の相互依存(「水仙」―〈徳〉の不在証明;「トカトントン」―贈与としての〈かたり〉;断片の織りなす〈座〉―太宰治・昭和一六年の〔アンケート回答〕四篇)
太宰文学の「暴力性」と、隣り合わせの狂気や滑稽さに注目した作品論、長年の集大成!
太宰治にとって「小説を書くこと」と「戦時下を生きること」は相互に活力を与えあう体験だった。
『人間失格』や『斜陽』だけではない。数多くの小品や翻案作品にみる「笑い」と「暴力性」をキーワードにたどる新たな太宰文学像。