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[BOOKデータベースより]
戦時下において、人は、いかに思考するか。本書は、マキャヴェッリからヘーゲル、マルクスに至る西欧近代政治思想に一貫してつらぬかれている戦争の哲学を参照枠としつつ、日本の代表的な哲学者、田辺元、南原繁、三木清、そして彼らの子どもの世代にあたる無名の一国学徒稲垣武一を取りあげ、彼らが戦争する国家の中で、国家に内在しつつ、国家を超えるものを求め続けた、その葛藤と苦悩に満ちた思考の軌跡をたどり直す。敗戦の年に生まれ、「戦後文化」の中で生きてきた著者が、戦時の思考に丹念に分け入ることを通して、今なお続く戦争の時代における新しい戦争と平和の哲学の可能性を探る一冊。
序章 西欧政治思想史における戦争―ハンナ・アーレントとJ・G・A・ポーコックを手がかりとして(唯物論/観念論の系譜―ホッブスからカントへ;マキャヴェリアン・モーメント―有限なる共和国 ほか)
[日販商品データベースより]第一章 田辺元―戦時思想としての「種の論理」(哲学者と戦争;実践的行為の哲学 ほか)
第二章 南原繁―ドイツ理想主義と無教会主義キリスト教(田辺元と南原繁;ナチス批判―新ヘーゲル主義批判 ほか)
第三章 三木清―戦時の「構想力」(「戦時文化」と「哲学」;原点としての『パスカル』 ほか)
終章 戦時・戦後を生きる―一求道者稲垣武一の場合(戦時下の稲垣;敗戦の思想―国体のゆくえ ほか)
戦時下において、人は、いかに思考するか。
本書は、マキャヴェッリからヘーゲル、マルクスに至る西欧近代政治思想に一貫してつらぬかれている戦争の哲学を参照枠としつつ、日本の代表的な哲学者、田辺元、南原繁、三木清、そして彼らの子どもの世代にあたる無名の一国学徒稲垣武一を取りあげ、彼らが戦争する国家の中で、国家に内在しつつ、国家を超えるものを求め続けた、その葛藤と苦悩に満ちた思考の軌跡をたどり直す。
敗戦の年に生まれ、「戦後文化」の中で生きてきた著者が、戦時の思考に丹念に分け入ることを通して、今なお続く戦争の時代における新しい戦争と平和の哲学の可能性を探る一冊。