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[BOOKデータベースより]
富山本法寺に伝わる重要文化財「法華経曼荼羅図」は二十二幅一具という規模を有する。その内容は法華経の経文や注釈書に基づく場面ばかりではなく、説経や説話に基づく図像も含み、十四世紀の心性や文化を今に伝える貴重資料である。豊富な画像情報には、建築や仏像・仏画を制作する場面や法要、舞楽のほか、牛耕、田植え、稲刈り、製油、製薬、鍼灸、風呂・湯屋、鉱脈ダウジング、井戸掘り、商売、物見遊山、草履作りなどの風俗描写が含まれており、「一遍聖絵」に匹敵する鎌倉時代末期の絵画資料として、近年諸分野からの注目を集めている。本書では、美術史研究のみならず、国文学や歴史学の視点より本法寺本を多角的に考究。その所蔵流転を明らかにし、鎌倉時代末期の律僧の活動として、本法寺本を位置づけ、さらには本法寺本に描かれた説話内容を通じて学僧の世界と在俗者の交流実態を明らかにする。
第1部 本法寺本の伝来・史的位置づけ(明応の政変と本法寺蔵「法華経曼荼羅図」;足利義材と五山派禅宗寺院の人事)
[日販商品データベースより]第2部 本法寺本の美術史的位置づけ(本法寺蔵「法華経曼荼羅図」に見る浄土のイメージ―宝樹を中心に;本法寺蔵「法華経曼荼羅図」と版本細字法華経―構図と図様の比較から;中世律宗絵画としての本法寺蔵「法華経曼荼羅図」;「一遍聖絵」にみられる法華経経意絵的モチーフについて;本法寺蔵「法華経曼荼羅図」に見る龍女と金翅鳥の図像ほか二、三の問題)
第3部 説話の宝庫としての本法寺本(本法寺蔵「法華経曼荼羅図」薬草喩品第五における救済のモチーフ;本法寺蔵「法華経曼荼羅図」における絵画化されるテクストの位相)
富山本法寺に伝わる重要文化財「法華経曼荼羅図」は二十二幅一具という規模を有する。その内容は法華経の経文や注釈書に基づく場面ばかりではなく、説経や説話に基づく図像も含み、十四世紀の心性や文化を今に伝える貴重資料である。
豊富な画像情報には、建築や仏像・仏画を制作する場面や法要、舞楽のほか、牛耕、田植え、稲刈り、製油、製薬、鍼灸、風呂・湯屋、鉱脈ダウジング、井戸掘り、商売、物見遊山、草履作りなどの風俗描写が含まれており、「一遍聖絵」に匹敵する鎌倉時代末期の絵画資料として、近年諸分野からの注目を集めている。
本書では、美術史研究のみならず、国文学や歴史学の視点より本法寺本を多角的に考究。その所蔵流転を明らかにし、鎌倉時代末期の律僧の活動として、本法寺本を位置づけ、さらには本法寺本に描かれた説話内容を通じて学僧の世界と在俗者の交流実態を明らかにする。