- 『兵範記』を読む 1
-
保元の乱の全記録
角川選書 676
KADOKAWA
元木泰雄
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784047036031

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[BOOKデータベースより]
『兵範記』は、桓武平氏の「日記の家」に生まれた平信範が、21から73歳のあいだ残した記録。摂関家の藤原忠通・基実に仕えた家司にして実務官僚の信範は、権力中枢に関わる情報を入手できる立場にあり、新興の武門平氏との関係も深かった。崇徳院・藤原頼長が挙兵に至った経緯、天皇方の戦力、戦後処理など、古記録からは、『愚管抄』『保元物語』とは異なる摂関家の内部事情が窺える。イメージを一新した貴族の姿を描く、著者渾身の遺作。
序論
[日販商品データベースより]第一部 摂関家への奉仕と鳥羽院政期の政情(中宮藤原聖子と家政;美福門院得子と平忠盛 ほか)
第二部 忠通・頼長の相克―仁平二年〜仁平四(久寿元)年(氏長者藤原頼長の誕生―忠実の忠通義絶;仁平二年の前半―頼長の大饗・基実の公卿昇進 ほか)
第三部 保元の乱前夜―久寿二年〜久寿三(保元元)年(久寿二年前半―孤立する頼長;近衛天皇の死去 ほか)
第四部 保元の乱の結末(崇徳院・頼長方の軍勢;後白河天皇方の勝利 ほか)
補編
『兵範記』は、桓武平氏の「日記の家」に生まれた平信範が、21から73歳のあいだ残した記録。摂関家の藤原忠通・基実に仕えた家司にして実務官僚の信範は、権力中枢に関わる情報を入手できる立場にあり、新興の武門平氏との関係も深かった。崇徳院・藤原頼長が挙兵に至った経緯、天皇方の戦力、戦後処理など、古記録からは、『愚管抄』『保元物語』とは異なる摂関家の内部事情が窺える。イメージを一新した貴族の姿を描く、著者渾身の遺作。