[BOOKデータベースより]
「おれのこ、おんぶじゃないとなくねん」第43回(2022)講談社絵本新人賞佳作。
[日販商品データベースより]「おれのこ、おんぶじゃないと なくねん」
おとうさんねこは、おんぶじゃないと泣いてしまうこねこと、くらしています。
そうじも、おふろも、食事も、寝るときも、つねに、こねこをおんぶしている、おとうさんねこ。
でも気づかないうちに……?
おとうさんねこがゆるい関西弁でつぶやく、ワンオペ育児おとうさんねこの日常。
読み聞かせにもぴったり!
*第43回(2022)講談社絵本新人賞佳作『おんぶにゃにゃいとにゃく』改題
*ひとりで読むなら小学校低学年くらいから
*読んであげるなら4歳くらいから
*すべてひらがな
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「おれ、おとうさん」画面の向こうから、少し憂いのある表情でじっとこちらを見つめてくるのは、どうやらおとうさんねこ。肩から下げているのは、真っ赤なおんぶひも。「おれのこ、おんぶじゃないと なくねん」ということで、掃除をしている時も、スーパーのちらしを見る時も、お絵描きをしたり、お買いものに行く時だって、ずっとおんぶ。料理をする時も、食べる時も。こりゃ、大変だ。さすがにお風呂に入るときくらいは……と思ったけど、やっぱり!?泣きたくなるようなワンオペ子育て苦労あるあるも、ゆるい関西弁でつぶやきながら、なんとかこなしていくおとうさんねこの様子を見ていると、なぜだか笑いがこみあげてきます。必死になっている姿って、可笑しくって愛おしいものなのです。こねこの泣きっぷりもお見事。けれど、永遠に続くと思われていたそんな日々も、気づかないうちに……。第43回講談社絵本新人賞佳作作品から誕生した殿本祐子さんの記念すべき絵本デビュー作は、インパクト抜群の「おんぶ絵本」!? 濃厚に描き出された、こねことおとうさんのめくるめくおんぶの日々をご堪能ください。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
表紙のかわいいねこに心をつかまれて読み始めると、夢中になりました。おもしろかった! 育児をがんばるおとうさんねこ。関西弁のつぶやきが味があっておもしろいです。そして、なんといっても絵が魅力的。とくにねこの目にひきこまれました。素敵な絵と、ユーモアいっぱいで、心あたたまるお話。初めて読む作家さんだと思ったら、デビュー作なんですね。すっかりファンになりました。(あんじゅじゅさん 50代・高知県 )
【情報提供・絵本ナビ】