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[BOOKデータベースより]
従来の認知主義的アプローチに新たな視点を提供する。「Pさんのこと覚えてる?」と聞かれたとき、「うん覚えてるよ。」で会話が終わらず、他にも言いたくなるのはなぜか。本書では、自らや相手の記憶に言及するように見える、「忘れた」「覚えている」等の心的述語が、雑談において会話のジレンマに対応するために用いられることを明らかにする。記憶の心的述語が会話の中でどのように使用されるかを緻密に観察し、具体的な使用例を通じてその多様な使用法を記述する。「記憶概念の使用法を探求」する1冊。
第1章 序論 記憶の言葉と行為
[日販商品データベースより]第2章 記憶現象の取り扱いの変遷
第3章 研究目的と分析対象・方法
第4章 会話の進行を調整する記憶のことば
第5章 同じことを示す記憶のことば
第6章 抵抗する記憶のことば
第7章 不可能を示す記憶のことば
第8章 結論 分析と記述からわかる記憶のことばの使い方
自らや相手の記憶に言及するように見える、「忘れた」「覚えている」等の心的述語。この発話は、会話でなぜ用いられ、どのような形で必要とされているのか。その理由を、「会話のジレンマへの対処」に見出したのが本書である。具体的な使用例を通じて、記憶に関わる心的述語の多様な使用法を記述し、従来の認知主義的アプローチに新たな視点を提供する。