[BOOKデータベースより]
高級ホテルにまぎれこんだちいさなこねこと、心あたたかいひとたちのきぼうあふれるものがたり。1947年、アメリカでじっさいにあったおはなしをもとにしています。
[日販商品データベースより]ある雨の朝、ホテルの支配人のダフィーさんは、うらぐちでふるえているこねこをみつけます。
その日、ホテルでは、ねこのコンテスト、キャットショーがひらかれることになっていました。
ホテルの従業員たちにかわいがられたこねこは、いつの間にかその会場にはいっていて…。
1947年アメリカのミズーリ州セントルイスでの実話をもとにした、とてもかわいいこねこのお話です。
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ある雨の朝、アメリカ・セントルイスのホテルの裏口に、1匹のノラの子猫が現れました。濡れて震えているねずみ色の子猫に、ホテルの支配人・ダフィーさんは、厨房から残り物のごはんを用意してあげます。ちょうどその週末、そのホテルでは猫のコンテスト「キャットショー」が開催されることになっていました。アメリカ中から集まった最高級の猫たちの中に、なんとこの子猫がまぎれ込んでしまうのです。さて、いったいどうなるのでしょう?物おじせず、無邪気で堂々とした野良の子猫。さまざまな部門で高級猫たちが賞を受ける中、家も血統書もないこの子猫が、愛らしい魅力だけで周囲の人々の心をつかみます。受賞の青いリボンをもらって、「血統書なし、魅力で勝負!」と新聞の一面を飾った子猫の、誇らしげな表情のかわいいこと!ホテルで働く人々やお客さん、キャットショーに集まった猫たちを眺めているだけでも楽しい絵本です。受賞した猫たちのユニークな名前にも、ぜひ注目してみてください。この物語は、1947年のアメリカ・ミズーリ州セントルイスで実際に起きた出来事をもとに描かれています。絵本の最後には、実際の子猫とダフィーさんの写真が掲載されており、作者の言葉とともに、人種差別があった当時の時代背景についてもわかりやすく触れられています。ぜひ最後のページまで、じっくり読んでみてください。
(絵本ナビ編集部 掛川晶子)
この偶然と奇跡が実話と知って、とてもほっこりしました。
高級ホテルに汚れた野良ねこがやって来ても、どう考えても排除されるに違いありません。
そのねこがこともあろうに厨房に入って来てしまったのです。
その後の出来事は、今ではありえないお話です。
ねこは運がよかったのです。
それ以上に時代も良かったのです。
ネコのコンテストに飛び入り参加して、受賞して、新聞にも載ったねこでしたが、何より嬉しかったのは自分の居場所が出来たことに違いありません。
わが家にも保護猫がいますが、どんな血統書付きのねこよりも、猫らしくて可愛いです。
保護猫讃歌の絵本でした。(ヒラP21さん 70代以上・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】