- モード誌と戦争
-
宇野千代が『スタイル』で描いた夢
平凡社
和田博文
- 価格
- 6,490円(本体5,900円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784582839814

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[BOOKデータベースより]
宇野千代が編集長を務めたモード誌『スタイル』。1936年、『ヴォーグ』が描くモダンな女性像への憧れから生まれた雑誌は、「挙国一致」の波にのまれ、わずか5年で姿を消した―。戦争前夜に生まれたモード誌から、モダン都市文化の興亡をひもとく。
プロローグ モードの発信と、モダン都市のネットワーク
[日販商品データベースより]第1章 『スタイル』を『ヴォーグ』のように 1936年6月〜1937年8月(パリへの憧憬、ハリウッドへの憧憬;『ヴォーグ』で知る、パリのデザイナーの仕事 ほか)
第2章 日中戦争下のファッション・化粧・髪型 1937年9月〜1938年3月(田中絹代が国防婦人会大船分会会長に;「お洒落コント“恋人出征”」の涙と笑い ほか)
第3章 後退戦―国家総動員法、されどハリウッド女優 1938年4月〜1939年9月(国家総動員法と、第一次・第二次近衛声明;『ヴォーグ』のようなモードを、ただし「時流」への配慮も ほか)
第4章 第二次世界大戦勃発 興亜奉公日 モードの衰退 1939年9月〜1940年7月(第二次世界大戦勃発と、開戦前のパリの「デザイナーの夢」;映画法による外国映画の輸入制限と、検閲による封切り不許可 ほか)
第5章 七・七禁令の衝撃、新生活指導雑誌への変貌 1940年7月〜1941年9月(マジノ線突破のニュースを聞いて、崔承喜がボルドーから帰国する;七・七禁令(奢侈品等製造販売制限規則)の衝撃と、再生品・代用品 ほか)
エピローグ 「大東亜戦争」下の女性誌
1936年に宇野千代が創刊したモード誌『スタイル』。海外への憧れに溢れた雑誌は、戦争の足音とともに廃刊への道を歩み始める──。昭和初期の誌面から日本のモード形成期をひもとく。