- 質的心理学研究 第24号(2024)
-
特集:「障害」と「病い」をめぐる質的研究
日本質的心理学会 新曜社
日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784788518742
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[BOOKデータベースより]
特集 「障害」と「病い」をめぐる質的研究(責任編集委員:古井克憲・藤田裕一)
[日販商品データベースより](菅波澄治 透析患者における「病いの受容」概念の構築;中島由宇・改田明子 知的障碍のある人への心理療法の実践知―暗黙知のジェネラティビティへ向かって;押切久遠・石隈利紀 刑の一部の執行猶予となった男性覚醒剤事犯者の保護観察における回復プロセス・再犯プロセス―複線径路等至性モデリング(TEM)を用いた分析;緒方亜文 特別支援学級の生徒は交流をどのように語るか―アイデンティティの複数性に着目したディスコース分析;門田圭祐・内田和宏・山本敦・牧野遼作・加瀬裕子 認知症者とソーシャルワーカーの面接における進行性のトラブルへの相互行為的対処 ほか)
一般論文(薜海升・能智正博 治療文化の変遷における土着の治療法と外来の心理療法―中国東北地域農村部に注目して;古賀佳樹・川島大輔 ゲームへの依存と回復プロセスの検討;藤原瑞穂 “できる”ようになるということの現象学的研究―発症から17年経過した脳卒中者の経験;松岡靖子 常勤型スクールカウンセラーの活動における有効性と課題―私学常勤型スクールカウンセラーのインタビューから;大野志保 学校で生徒を亡くす経験をするということ―養護教諭の経験と感情の変化に焦点をあてて ほか)
「障害」や「病い」の定義や社会的イメージはどのように変わってきたのか。特集では、従来の知見の再検証、あるいは新たな研究方法論を打ち出すことを目指す。本人、家族、支援者等の多様な経験が豊かに記述された特集論文11本と、一般論文9本を収載。