- 小説を書くということ
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122076327
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[BOOKデータベースより]
直観的に掴んだ全体の真実を生きた形のまま定着するために、小説家は、フィクションというものを使うのです―作家志望者に向けた講座(「言葉の箱」)、フィクション論から自作歴史小説での史料活用法まで。貧血化し機能化する散文に対する、豊饒な文学世界の実現へと誘う創作講義。文庫オリジナル。
言葉の箱(小説の魅力;小説における言葉;小説とは何か)
[日販商品データベースより]フィクションの必然性(「語り」と小説の間;小説家への道;小説家としての生き方)
なぜ歴史を題材にするのか(『春の戴冠』をめぐって;歴史小説を書く姿勢)
フィクションとは、はじめ私が考えていたような、作者の勝手気ままによって、どのようにもなるというものではなく、むしろ、ある必然の動きをもって作者に迫ってくるものだ、ということができます。
フィクションとは、全体の真実を、生きた形で表わすための、必要な新しいパースペクティヴなのです――作家志望者に向けた講座(「言葉の箱」)、フィクション論から自作歴史小説での史料活用法まで。
貧血化し機能化する散文に対する、豊饒な文学世界の実現へと誘う創作論集。
〈あとがき〉辻佐保子〈解説〉中条省平
(目次より)
言葉の箱
T 小説の魅力
U 小説における言葉
V 小説とは何か
フィクションの必然性
「語り」と小説の間
小説家への道
小説家としての生き方
なぜ歴史を題材にするか
『春の戴冠』をめぐって
歴史小説を書く姿勢
『言葉の箱』あとがきほか
辻佐保子
あとがきにかえて――記憶と忘却のあいだに
文庫版へのあとがき
中条省平
解説