- 十五年戦争と軍都・佐伯
-
ある地方都市の軍国化と戦後復興
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863293045
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[BOOKデータベースより]
本書は、明治・大正期に海軍の軍事演習の根拠地となり、一九三〇年代に海軍航空隊が設置された佐伯町(大分県)が、連合艦隊および海軍航空隊と共存するなかでその地域がどのように変容したのか、また、戦後解体されたはずの「軍都佐伯」が、なぜ「海軍基地に逆戻り」と新聞で報道されたのか、その一連の歴史を描いたものである。
第一編 軍都佐伯への兆し
[日販商品データベースより]第二編 軍都佐伯の形成
第三編 日中戦争と佐伯
第四編 太平洋戦争下の豊後水道
第五編 終戦と佐伯
資料編 水銀鉱山
戦後80年の年である。あの太平洋戦争の戦前・戦中・戦後に、ひとつの地方都市(本書では大分県佐伯市)が、どのような戦略のもとに〈軍都〉となっていったのか、そしてどのように戦後処理が行なわれたのかを各方面の(特に海軍関連)資料から描き出す。従来、地方都市が〈軍都〉に指定され海岸と海上防衛にそなえて「海軍航空隊」が設置された経緯とその実態はあまり語られてこなかった。本書は「軍国化」とはどういうことか、「戦争責任」をどう考えるべきか、を戦後80年の節目に改めて問い直す出色の一冊。