[BOOKデータベースより]
1 解剖(図示と機能解剖用語)
2 バイオメカニクス(機能解剖を含む)
3 生理学(電気生理学を含む)
4 病態および臨床所見
5 画像
6 疾患
7 治療
8 評価
9 心理
10 索引
5年ごとの定期改訂による第7版.整形外科および脳神経外科領域双方の用語を網羅し,単なる和英対訳の用語集としてでなく,解説とともに関連語や同義語,図および原典となる文献を豊富に提示した「事典」.両領域の主要な論文から新たに普及・定着した用語の採否を検討し,また臨床に即して解説に見直しを加えている.脊椎脊髄疾患領域の知識をまとめた入門書としても最適の一冊である.
【『脊椎脊髄病用語事典』第7 版刊行にあたって】
「脊椎脊髄病用語事典」は1995 年に「脊椎外科用語事典」として初版が刊行され,2005 年には「脊椎脊髄病用語事典」と現在の名称に改められ,5年ごとに改訂されてきました.このような歴史のある本書の改訂にあたり,2022 年11 月に大鳥精司担当理事から委員長の大役にご推挙いただきました.その後,脊椎脊髄病の幅広い分野から11 名の先生に用語委員にご就任いただき,改訂作業を進めて参りました.用語委員の先生をはじめ日本脊椎脊髄病学会の皆様方のご協力,ご指導を賜りまして第7 版を刊行することができましたので,改めて皆様に御礼申し上げます.
今回の改訂に際してまずはじめに,「脊椎脊髄病用語事典」の形態を従来通りの冊子体での改訂か,または電子媒体に変更するかの検討を行いました.委員会で検討の結果,従来の紙媒体でのハンドブックとしての利便性を優先し冊子体を選択しましたが,時世の流れとしてデジタル化が推進されているなかで悩ましい選択でもありました.改訂作業では,脊椎脊髄病に関連する分野の目覚ましい進歩に対応するために,新たに掲載が必要な用語として51 語,削除や解説内容の修正が望ましい用語として72 語を選定しました.これらの作業においては用語委員全員が選定にかかわり考慮を重ねました.幸い,用語委員は幅広い分野から就任いただきましたので,用語の選定においても偏りなく幅広い分野から選定できたと自負しております.用語の解説文の作成においては,はじめに2 名の委員がペアで解説文を執筆し,それを全員で検討して初稿を作りました.初稿に対しては日本脊椎脊髄病学会の評議員,理事の先生方からパブリックコメントをいただき,それを反映し完成に至りました.
以上のような作業を経て改訂第7 版の刊行に至りましたが,不足な点がございましたらお知らせいただければ幸いに存じます.最後になりましたが,今回の改訂に際して親切にご協力いただきました南江堂の皆様に御礼申し上げます.
2025 年3 月
日本脊椎脊髄病学会用語委員会
委員長 稲見 聡
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 脊椎脊髄病用語事典 改訂第6版
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2020年03月発売】
- 術中脳脊髄モニタリングの指針 2022
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2022年07月発売】
- 自律神経機能検査 第5版
-
価格:14,300円(本体13,000円+税)
【2015年10月発売】