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[BOOKデータベースより]
「あれ、この設定、前にどっかで読んだことがある」幼時の記憶のかけらを手に、文学理論家・千野帽子が、300年の謎を追って文学史に分け入る―。そこでは作家たちが、「青ひげ」をお題とした果てしない“大喜利”を繰り広げていた!
第1部 「青ひげ」を読む(『ジェイン・エア』と『レベッカ』、そして「青ひげ」;シャルル・ペローの「青ひげ」は、こんな話;「青ひげ」と民間伝承;ペローは文壇のフランケンシュタイン博士だった)
[日販商品データベースより]第2部 「青ひげ」の正嫡たち(ミームとしての青ひげ;作家たちの「青ひげ大喜利」)
第3部 青ひげの縁者と私生児たち(青ひげの縁者「緑の大蛇」と『美女と野獣』;リチャードソン『パミラ』とその余波;「青ひげ」、英国小説をブーストする;結婚生活における「青ひげ」的瞬間;強盗婿小説の諸相;男は青ひげ夫人になれるか;青ひげの鏡;捜査班の解散と、新たな事件あるいは「バービー・ブルー」)
気鋭の文芸評論家が、古くから様々なバリエーションで語られる説話「青ひげ」を端緒に、物語が孕む不条理な約束事と、それを破ってしまう顛末について、深掘りしていく。古今東西のフィクションを渉猟し、約束と約束破りのバリエーションを抜き出して考察した末、導き出される物語の普遍とは? 我々が無意識に従ってしまっている暗黙のルールの実態を暴き出す、スリリングな長編文芸評論。