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イカロス出版 笹田昌宏
点
ヒグマが棲む森に伸びる幻の運炭鉄道 名羽線 冷や汗をかきながら到達した森の奥の壮大な橋梁オホーツク沿岸に伸びる幻の縦貫鉄道 興浜線 元の牧草地へと巻き戻されていく無念の姿日本一の赤字線から続く幻の横断鉄道 美幸線 トロッコ王国の途切れたレールのその先へ知床の森に半壊で屹立する幻の大橋梁 根北線 苦難の工事の末に未成に終わったアーチ橋夏には湖の底へと消える幻のアーチ橋 土幌線 鉄道の痕跡が少しずつ崩壊して消えてゆく寂しい岬をぐるりと巡る幻の軍用鉄道 戸井線 荒波が押し寄せる灯台の下に続くアーチ橋本州の最果てを目指した幻の重要鉄道 大間線 ホームに至る階段まで完成していた幻の駅カーブの先に貨車が停まる幻の貨物線 アウシュヴィッツ平和博物館 幹線鉄道級の頑丈なレールは展示用だった観光資源として活かされ始めた幻の鉄道 長倉線 未開業に終わった遺構がついに日の目を見た秩父直通列車が走るはずだった幻の用地 飯能短絡線 まだ実現の芽が残されている夢ある空き地夢の島を縦断するはずだった幻の貨物線 南砂町線 幹線道路に沿って長く続く空き地は夢の跡4線分のスペースが物語る幻の大環状線 東京山手急行電鉄 歴史の「もしも」は東京の街の真ん中にもある越前と美濃の直結を意図した幻の縦貫線 越美線 ついに結ばれることはなかった北線と南線電化まで計画されていた幻の高規格鉄道 中津川線 ライバルは中央自動車道とリニア新幹線川面にポツンと橋脚が映る幻の縦貫鉄道 佐久間線 橋脚とそれに続く立派な築堤が寂しさを誘う伊良湖岬へと繋がるはずだった幻の築堤 渥美線 のどかな半島に残る小さなコンクリート橋たち姿はあっても乗降ができない幻のホーム 小野浦駅 高架のホームをすべての電車が通過してゆく市街地に遺構群が残る壮大な幻の貨物線 南方貨物線 途切り途切れの高架橋はまるで転用の見本市一度も列車は発着しなかった幻のホーム 住友大阪セメント伊吹工場専用線 線路まで敷かれた光景のすべてが「幻」蒸気機関車を隠すはずだった幻の避難壕 蒸気機関車避難壕 掘削途中で放置された姿が戦時を物語る〔ほか〕
鉄道ホビーでもっともコアなテーマといえる「幻」に切り込んで、知られざるディープな世界をナビゲートします。ヒグマに怯えながら北海道の山中で捉えた未開業のコンクリート橋梁から、都会の真ん中で切れ切れの姿となった貨物高架橋、戦時中に蒸気機関車を隠すために掘られた機関車避難壕、一般客は乗れなかった「幻」の寝台客車の特別潜入回想、そして一度は完成しながら解体されて姿を消した九州の連続高架橋まで、日本全国の「幻」の鉄道のリアルをすべて自らの実踏に基づいて解き明かしていきます。情報化が言われて久しい現代にあっても、鉄道にはまだ見ぬ面白さと広がりが満載です。
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[BOOKデータベースより]
ヒグマが棲む森に伸びる幻の運炭鉄道 名羽線 冷や汗をかきながら到達した森の奥の壮大な橋梁
[日販商品データベースより]オホーツク沿岸に伸びる幻の縦貫鉄道 興浜線 元の牧草地へと巻き戻されていく無念の姿
日本一の赤字線から続く幻の横断鉄道 美幸線 トロッコ王国の途切れたレールのその先へ
知床の森に半壊で屹立する幻の大橋梁 根北線 苦難の工事の末に未成に終わったアーチ橋
夏には湖の底へと消える幻のアーチ橋 土幌線 鉄道の痕跡が少しずつ崩壊して消えてゆく
寂しい岬をぐるりと巡る幻の軍用鉄道 戸井線 荒波が押し寄せる灯台の下に続くアーチ橋
本州の最果てを目指した幻の重要鉄道 大間線 ホームに至る階段まで完成していた幻の駅
カーブの先に貨車が停まる幻の貨物線 アウシュヴィッツ平和博物館 幹線鉄道級の頑丈なレールは展示用だった
観光資源として活かされ始めた幻の鉄道 長倉線 未開業に終わった遺構がついに日の目を見た
秩父直通列車が走るはずだった幻の用地 飯能短絡線 まだ実現の芽が残されている夢ある空き地
夢の島を縦断するはずだった幻の貨物線 南砂町線 幹線道路に沿って長く続く空き地は夢の跡
4線分のスペースが物語る幻の大環状線 東京山手急行電鉄 歴史の「もしも」は東京の街の真ん中にもある
越前と美濃の直結を意図した幻の縦貫線 越美線 ついに結ばれることはなかった北線と南線
電化まで計画されていた幻の高規格鉄道 中津川線 ライバルは中央自動車道とリニア新幹線
川面にポツンと橋脚が映る幻の縦貫鉄道 佐久間線 橋脚とそれに続く立派な築堤が寂しさを誘う
伊良湖岬へと繋がるはずだった幻の築堤 渥美線 のどかな半島に残る小さなコンクリート橋たち
姿はあっても乗降ができない幻のホーム 小野浦駅 高架のホームをすべての電車が通過してゆく
市街地に遺構群が残る壮大な幻の貨物線 南方貨物線 途切り途切れの高架橋はまるで転用の見本市
一度も列車は発着しなかった幻のホーム 住友大阪セメント伊吹工場専用線 線路まで敷かれた光景のすべてが「幻」
蒸気機関車を隠すはずだった幻の避難壕 蒸気機関車避難壕 掘削途中で放置された姿が戦時を物語る〔ほか〕
鉄道ホビーでもっともコアなテーマといえる「幻」に切り込んで、知られざるディープな世界をナビゲートします。
ヒグマに怯えながら北海道の山中で捉えた未開業のコンクリート橋梁から、都会の真ん中で切れ切れの姿となった貨物高架橋、戦時中に蒸気機関車を隠すために掘られた機関車避難壕、一般客は乗れなかった「幻」の寝台客車の特別潜入回想、そして一度は完成しながら解体されて姿を消した九州の連続高架橋まで、日本全国の「幻」の鉄道のリアルをすべて自らの実踏に基づいて解き明かしていきます。
情報化が言われて久しい現代にあっても、鉄道にはまだ見ぬ面白さと広がりが満載です。