- 惑星社会のフィールドワーク
-
内なる惑星とコミュニティに”出会う”
中央大学社会科学研究所研究叢書 46
- 価格
- 7,920円(本体7,200円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784805713488
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内なる惑星とコミュニティに”出会う”
中央大学社会科学研究所研究叢書 46
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[BOOKデータベースより]
第1部 “惑星社会/内なる惑星”という“フィールド”(“内なる惑星”―資源であり限界と可能性でもある―;“身体”―境界線の束であり境界領域でもある―)
[日販商品データベースより]第2部 “内なる惑星”に“出会う”(メルッチに“出会う”―意味は“出会い”のなかで与えられる―;“境界領域”としての生殖―再生産(reproduction)―自己を形成するプロセスにむけて―;“異質なる身体”が発する声と存在を聴く―セルフヘルプ・グループにおける「内なる正常化」への抵抗をめぐって― ほか)
第3部 コミュニティに“出会う”(“コミュニティ研究”から“惑星社会のフィールドワーク”へ―“フィールド/フィールドワーク”の再定義―;「晴れ女」の祭り―都市公営団地の自治会行事からみる地域コミュニティの再生産―;フィールドワークの“創造力”―都市公営団地における“リフレクシヴな調査研究”の実践― ほか)
私たちはいまどこにいるのか?人間の活動は惑星地球に影響を与えるところにまで拡大し、社会の力は身心の内奥にまで侵入し、人間の内的な変化が起こっている。私たちはいま、「成長し続ける」という処方箋の限界を受け容れ、人間の活動の境界線を定義し直す必要に迫られている。イタリアの社会学者メルッチは、今日の社会の「拡がり」を「惑星社会」として展望し、この社会の問題の「深まり」を、身体の操作と“痛み/傷み/悼み”の問題として捉え直した。本書は、この「社会の病」の根本と向き合う途上で夭逝したメルッチの遺志を引き継ぎ、ただ存在するという理由のみによって静かに尊重されるコミュニティをめざしフィールドワークを試みた。