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[BOOKデータベースより]
哲学、心理学、生物学、神経科学、認知科学…。学問領域を問わず、さまざまな切り口で研究されてきた難問に、練達の神経科学者が挑む。「四つの存在次元」という新概念が生物、そして人間の科学的理解に新風を吹き込む。「人間とは何か」という問いの答えに迫る最も独創的で、最も説得的な、新しい科学の枠組み。
1 人間の存在次元(人間とは何か?;「自己」を疑う ほか)
[日販商品データベースより]2 生物的次元(生命の秘密;身体 ほか)
3 神経生物的次元(神経が必要だ;脊椎動物とその神経系 ほか)
4 認知的次元(外界の内化;認知とは何か? ほか)
5 意識的次元(意識は謎なのか?;意識の種類 ほか)
「人間の本質とは何か」という伝統的な、しかし困難な問いがある。本書のねらいは、これを徹底的に科学の方法で扱うための、あたらしい理論を提示することにある。
理論の核は「生物は階層的で連絡しあう四つの次元からなる」という発想。骨格や筋肉などの身体、外部を知覚し刺激に反応する神経、その束としての脳が生み出す認知や意識が、互いに作用しあって生き物の総体をなす。この観点からそれぞれの次元に着目すれば、生物を生物のまま、ひいては人間を人間のままクリアに理解することができる――これが本書の提案である。
理論の構想は、ときに実のない空論へと堕してしまう。その対象が人間のように複雑なものなら、なおさらだ。しかし、脳と情動の関係を長く追究してきた神経科学の碩学ルドゥーの手になる本書ならその心配は無用。生物の機能獲得のすえに生じた認知や意識とはなんであり、実際のところ、どんな仕組みで人間を人間たらしめているのか――哲学に心理学、認知科学や脳の科学と、人間の本質をめぐる古今東西の議論をあまねく取り込んだ「四次元」のアイデアが、人間という対象をつかまえやすくし、さらなる探究の道をひらく。
あなたの生物観や人間理解に再考を迫る挑戦的な科学理論が、ここにある。