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[BOOKデータベースより]
この本は、半世紀に及ぶ自分の体験と試行錯誤を振り返りながら、世にも不思議な日本とフランスの相愛の秘密とその意味について語り、両者の関係から見えてくる「西洋世界」における日本の立ち位置についてあらたに探ろうとするものだ。日本を見てフランスを知り、フランスを見て日本を知るという繰り返しの中で養われた生き方の指針が、互いの友情を育む一端になることを願ってやまない。
第1章 日本とフランス、相愛の理由(無視と視線―遠い日のカルチャーショック;「欧米」と「日本」の狭間で揺れた振り子 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 日本発サブカルの圧倒的威力(アメリカという補助線;フランスに今も残る「アメリカのおじさん」という言い方 ほか)
第3章 アメリカが大嫌いなフランス人(アメリカの無差別空爆で死んだフランス人が何人もいる;戦争と人種差別 ほか)
第4章 日仏相似の奥に潜むものは何か(日仏美学の親和性;日仏はともに「宗教帰属」で無関心がデフォルト ほか)
第5章 フランス・バロックと能(フランス・バロック音楽との出会い;ハイコンテクスト文化 ほか)
滞仏50年近くにおよぶ知仏家の著者が、なぜフランス人はこれほど日本好きなのか。これまでほとんど指摘されることのなかった文化の深層へ切り込んでその本質を語ります。
本書の最大の特徴は、なぜ、いつからフランスは「親日」になったのか、一般的に知られている解釈とは違う理由を提示している点です。一般には19世紀後半に始まるジャポニスムの影響でフランス国内での日本文化への価値が上がったのだと考えられていますが、それはあくまで表層で、本質的には両者には奇妙に通底する奥深さがあったといいます。それがフランスの場合、ローマに支配されないカトリック国としての「ユニヴァーサリズム(普遍主義)」で、それが日本のどんなものでも受け入れることができる「なんでもあり」の懐の深い文化と通底していました。それは効率・勤勉・率直さが一番の価値を持つアメリカ的な文化とは対極にあったものとも言えます。
サブカルチャー、音楽、スポーツ、政治、ライフスタイル、言語を横断しながら、日仏相愛の秘密を探る本書は、これからの世界の中の日本の立ち位置を考える上にも示唆に富む1冊となるでしょう。
カバー画・本文イラスト=じゃんぽ〜る西。
【目次】
第1章 日本とフランス、相愛の理由
第2章 日本発サブカルチャーの圧倒的威力
第3章 アメリカが大嫌いなフランス人
第4章 日仏相似の奥に潜むもの
第5章 フランス・バロックと能