- 官邸主導時代の高等教育政策
-
変貌の諸相と課題
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2025年01月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784798919379
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[BOOKデータベースより]
高等教育政策決定過程の変容を探究する―研究の課題
[日販商品データベースより]第1部 政策決定過程の変容と特質(2010年代における高等教育政策決定過程の変容;高等教育政策にかかわる会議体とアクター;「高等教育の修学支援新制度」の形成過程―政治と官邸主導による新制度創設 ほか)
第2部 官邸主導時代の高等教育政策の諸相(国立大学法人の実績評価と資源配分―「成果を中心とする実績状況に基づく配分」の事例;「首長主導」の下での公立大学政策の可能性;学校法人におけるガバナンス改革―混迷の背景 ほか)
第3部 高等教育行政の専門性―「官邸主導の政策形成の時代」における現状と課題(高等教育行政の専門性とは何か―「官邸主導の政策形成の時代」における現状と課題;文部科学官僚の資質能力と官邸主導の影響;文部科学省キャリア官僚の昇進構造及びノンキャリア職員とのスキルミックスの変容 ほか)
脅かされる高等教育行政の中立性と専門性―その再構築に向けて!
2010年代の第二次安倍政権以降、高等教育をめぐる政策形成・決定過程における文科省の役割が低下し、内閣(官邸)の影響力が高まっている。特に政治的中立性が求められる教育界で生じている「政」による「官」への侵食は、時流によるものなのか、それとも戦後教育行政の「終わりの始まり」なのか―。本書は、政府・大学関係者らへのインタビュー調査、海外事例との比較分析、国公私大ごとの影響の差異といった多角的視座からこうした構造的転換の実像を捉え、新たな時代の高等教育政策・行政の再構築を志向した一冊!