この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 近代京都の美術工芸
-
価格:12,100円(本体11,000円+税)
【2019年03月発売】
- 韓国の美術・日本の美術
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2002年01月発売】
- 図案からデザインへ近代京都の図案教育
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年07月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:12,100円(本体11,000円+税)
【2019年03月発売】
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2002年01月発売】
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2016年07月発売】
[BOOKデータベースより]
第一章 転換期としての一九世紀
[日販商品データベースより]第二章 日本画と洋画
第三章 あらたな絵画鑑賞の場
第四章 初の官設展覧会―文部省美術展覧会(文展)
第五章 写実をめぐる近代
第六章 新しい画題の誕生
第七章 図案からデザインへ
総括―あるいは、浅井忠のいた近代
明治維新を契機に、日本絵画には重大な「転換点」が訪れた。
それは、たんに新技術としての洋画の輸入に留まらず、美術館の出現や近代的な展示方法による鑑賞の場の変化、裸体画・戦争画といった新しい画題の登場、あるいは絵画的な装飾が施された伝統産業品の輸出振興を目論む産業界の動向など、多岐に渡るものであった。こうした絵画をめぐるさまざまな変化は、相互に連関し合い、また、それぞれが伏流のようなかたちで結びついてもいる。
本書では、従来の絵画史研究では等閑視されがちであった、新都・東京に対する古都・京都の動向、ならびに洋画からデザインへの展開というふたつの軸を設定したうえで、これら近代日本における絵画をめぐる変化を「絵画の変」と捉え、当時の資料を繙きながらその様相を明らかにしてゆく。