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[BOOKデータベースより]
移動は人を自由にするのか?コロナ禍で移動の不自由を経験した世界に問う、移動をめぐる価値観を揺さぶる論文集。
序章 移動を問い直す(鈴木英明)
[日販商品データベースより]第一部 移動を生み出す力学(労働のイニシアチブと出稼ぎ移民―トランシルヴァニアの山村から(杉本敦);ヨーロッパにおけるジプシー/ロマの移動とホーム―フランスに暮らすロマ移民とマヌーシュを事例に(左地亮子);「移民の世紀」における西アフリカ―ガンビアにおける落花生輸出と移住労働者の事例から(小林和夫);自由をまたぐ移動西―アフリカのソニンケの人びと(三島禎子);アフロユーラシアにおける牧畜民の移動―ソマリの事例を中心に(池谷和信))
第二部 移動が生み出す関係性(近代華工の実践を通した自由/不自由の再考(園田節子);故地と移動先とのせめぎあい―インドの商業集団マールワーリーとその自画像の諸相(田中鉄也);海を渡るということ―一四世紀のイエメン・ラスール朝の裁判官と大宦官(馬場多聞);出土遺物からみる人とモノの移動―カフィル・カラ遺跡出土資料を中心に(寺村裕史);ユーラシア東方における外来人エリートの移動と「自由」―唐代〜モンゴル時代における陸・海ディアスポラの比較史(向正樹))
第三部 「移動の自由」再考(「航行の自由」をめぐる抗争としてのジェンキンズの耳戦争(薩摩真介);奴隷交易廃絶活動がもたらすもうひとつの自由/不自由―一九世紀インド洋西海域における航海者と船籍問題(鈴木英明);移動は人を自由にするか―「自然」を介した「自由」と「移動」の概念再考(新免光比呂))
終章 座談会
人類史に刻まれるさまざまな移動から日々の何気ない移動まで、それは望んだ移動か、はたまた強制された移動か?
私たちは人々の「移動」に対して、大なり小なり「自由」「不自由」と結びついたイメージを付与している。本書は移動を、関係性の構築・再編の契機と捉え、人の具体的な移動を多様な学問的手法と問題関心で解剖していく。そうすることで、私たちが移動に対して抱く感覚はグラリと揺らぎ、多面的に問いなおされるであろう。