- 市民的コモンズとは何か
-
理論と実践者との対話
MINERVA社会学叢書 71
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623098811
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[BOOKデータベースより]
21世紀は、市民の時代になると期待されたが、今日、その期待はすっかりしぼんだように見える。他方では、NPOなどの既存のカテゴリーでは語りきれない地域プロジェクトが、日本各地で活き活きと脈打っている。これらの市民的実践には、新たな言語化が必要である。本書では、市民的実践を捉える新たなレンズとして、これまでの伝統の蓄積を有しつつも、最先端の発想と仕組みを示唆する「市民的コモンズ」の概念を提案する。市民社会の次なるステージを描くための言葉として、理論的考察と実践者の語りから丁寧に概念構築を行う。
序 市民的コモンズ概念の構築に向けて
[日販商品データベースより]第1部 市民育ちの現場―地域プロジェクトへの注目(「市民」はどこにいるのか;自分事化はいかにして可能なのか―地域プロジェクトによる市民育ちの可能性1―;市民性を向上させる要因とは何か―地域プロジェクトによる市民育ちの可能性2―)
第2部 市民セクターを捉える新たなレンズ―市民的コモンズ(ローカルとソーシャルを取り結ぶ―市民的コモンズの概念提起―;コモンズ研究の俯瞰と系譜;市民的コモンズ概念の検討)
第3部 市民的コモンズ概念のリアリティ―実践者との対話から(市民による地域資源の価値再構築とコモニーングの実践;操作概念としての「市民的コモンズ」と質的調査の試み)
結 市民社会の次なるステージへ思いを馳せる
21世紀は、市民の時代になると期待されたが、 今日、その期待はすっかりしぼんだように見 える。他方では、NPOなどの既存のカテゴリー では語りきれない地域プロジェクトが、日本各地で活き活きと脈打っている。これらの市民的実践には、新たな言語化が必要である。本書では、市民的実践を捉える新たなレンズとして、これまでの伝統の蓄積を有しつつも、最先端の発想と仕組みを示唆する「市民的コモンズ」の概念を提案する。市民社会の次なるステージを描くための言葉として、理論的考察と実践者の語りから丁寧に概念構築を行う。