- 「竜馬がゆく」のスリルとサスペンス
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- 価格
- 2,000円(本体1,818円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784910890050
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[日販商品データベースより]
「竜馬がゆく」を教材にして国語力=日本語力を鍛える紙上授業
元国語教諭が記者との問答で名作の全編を深層読みしていく
(はじめに より抜粋)
「竜馬がゆく」を教材にして国語力=日本語力を鍛えよう、というのが本書のコンセプトです。
司馬遼太郎著 「竜馬がゆく」の魅力の核心はその文学性にあります。言葉の芸術≠ニして秀逸なのです。だからこそ多くの読者を獲得してきたのだと思います。「竜馬がゆく」を史伝や史書としてではなく、文学作品として読むとはどういうことか。本書の対談――紙上授業のテーマはそこにあります。
私は、私立の中高等学校で40年間国語を教えていました。それだけ長くやっても、国語――特に現代文は、教えるのが難しいと実感します。何を教えればよいかということが明確にわからないのです。悩みに悩んだ末にたどりついたのが、深層の読み≠ニいう方法でした。言葉の背後に隠されたもの――行間を読み取ってゆくプロセスには、スリルとサスペンスがある、という内容です。
本書は高知新聞社の記者である竹内一さんと私の問答を紙上授業≠ニいう形で連載した記事を司馬遼太郎生誕100年を機に再編集しました。
「竜馬がゆく」を読んだことのある人にも、読んでいない人にも役立つように工夫しています。
「竜馬がゆく」は、国語力=日本語力を鍛える上で絶好の教材です。龍馬や竜馬に関心のある多くの人がこの本を手に取り、「竜馬がゆく」の豊饒な世界を発見してくださることを願ってやみません。