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古代国家の形成過程において、倭王権は地域社会をどのように認識し、民衆を支配しようとしたのか。「記紀」や『風土記』などを素材に、人制、県・県主制、部民制、国造制、ミヤケ、評制、国司制などの諸制度から、地域支配制度の展開と変遷を追究。倭王権による支配の論理を析出し、律令制成立以前における新たな国家形成史像を描き出す注目の書。
序章 地域支配制度研究への視角
第1部 国造制・部民制以前の倭王権と地域社会(人制から部民制へ;五世紀以前における県・県主制;人制のその後と磐井の乱)
第2部 六世紀前半から七世紀半ばの地域支配制度(制度史的視角からみた国造制の成立;ミヤケの位置づけとその射程;安閑后妃関係ミヤケの歴史的位置;六・七世紀の南武蔵におけるミヤケとその周辺;稲置考)
第3部 七世紀半ば以降の地域支配制度(評制の史的前提と史的意義;評制の展開と国司・国造)
終章 古代国家形成期の地域支配制度
古代国家の形成過程において、倭王権は地域社会をどのように認識し、民衆を支配しようとしたのか。「記紀」や『風土記』などを素材に、人制、県・県主制、部民制、国造制、ミヤケ、評制、国司制などの諸制度から、地域支配制度の展開と変遷を追究。倭王権による支配の論理を析出し、律令制成立以前における新たな国家形成史像を描き出す注目の書。
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