[BOOKデータベースより]
銀塩フィルムに刻んだ、世界最難峰への旅。
[日販商品データベースより]銀塩フィルムに刻まれた、世界最難峰への旅
標高8000mを超える山は、世界に14座。すべてヒマラヤ山脈にある。2024年10月、石川直樹はそのひとつ、中国チベット自治区のシシャパンマに登頂し、写真家としては世界で初めて、14座すべてに登った。
14座のなかで最も登頂が難しいのが、パキスタン・中国国境にそびえる単独峰・K2だ。標高は8611mでエベレストより低いが、登頂者ははるかに少なく、遭難者は多く、「非情の山」とも呼ばれる。石川は2015年、2019年にアタックするも断念。2022年、3度目の挑戦でようやく登頂を果たした。
写真集『K2 Naoki Ishikawa』は、石川が3度にわたるK2挑戦で撮影した109枚のフィルムで構成される。麓の街から出発し、青く長大な氷河を越えて山頂へ。単焦点レンズで撮影された山や氷河、人物などは、石川の体験した風景そのもの。読者は、石川の辿った山頂までの道のりを、ロードムービーのように追体験することになる。
【編集担当からのおすすめ情報】
石川さんの愛機はプラウベル・マキナ670。これにブローニーフィルムを装填して撮影しています。レンズは80mmの単焦点。ズームが効かないので、写真はそのまま、撮影者と被写体との距離をリアルに示します。私たちは、石川さんの立ち位置から、標高8000mを超える「デス・ゾーン」を疑似体験できるのです。
私たち「普通人」は、K2に登ることはできません。それどころか、K2の存在を知らなくても、生きることに差し支えはありません。けれども、この写真集によってK2を体感することで、世界の見え方が変わるかもしれません。K2もまた、私たちの生きるこの惑星の一部なのですから。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 必要最小限のルールで風景写真の傑作をものにする本
-
価格:2,420円(本体2,200円+税)
【2023年06月発売】
- 小林弘幸の眺めるだけで自律神経が整う素敵な本
-
価格:1,340円(本体1,218円+税)
【2023年03月発売】
- 東京 ぼくの生まれた街
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2020年12月発売】
- 奥能登半島
-
価格:6,490円(本体5,900円+税)
【2021年12月発売】
- STREETS ARE MINE
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2022年02月発売】