[BOOKデータベースより]
第1に、起業家のお話を伺ったり、学術論文を読み進めたりする中で「面白い!」と思ったものを取り上げました。それは、起業家が置かれているジレンマやトレードオフ、テック系スタートアップが陥りやすいトラップなどです。思い悩む起業家自身も、そのメカニズムを客観的に理解することで、解決の糸口がつかめるようになることでしょう。第2に、実務の関心に迫るために、現場に足を運び、リアルタイムでその時々の起業活動を映し取りました。ディープテック系25社の経営者に、その時々の経営課題と構想について語っていただきました。第3に、世界の起業研究のトレンドを押さえつつ、定評のある論文を紹介しました。起業関連のトップジャーナル3誌について文献データベースを構築し、書誌学分析によって紹介すべき論文を選び出して章立てを考えました。起業を決意し、市場を選択し、チームを編成し、ビジネスモデルをつくり、戦略を立てる。売却を視野に入れつつも上場を果たし、その後もM&Aを繰り返しながら成長していく。こうした起業家が成長ステージごとに直面する課題を並べながら、解決法を紹介します。
序章 スタートアップは罪なのか?(成功は例外という前提;Jカーブを駆け上がる成長の3段階 ほか)
1ST STEP 起業して製品をつくる(起業家になる;市場を選択する ほか)
2ND STEP ビジネスモデルをつくる(ビジネスモデルを構想する;ピボットする ほか)
3RD STEP 成長の戦略を描き出す(ビジネスモデルの価値創造力;イノベーションは周辺から生まれるのか ほか)
空想の世界を実現する日本発ディープテックの最前線がここにある! 技術によって社会問題を解決する、ディープテックの素顔はどのようなものか。本書は世界の学術研究と、起業家への取材をもとにして執筆されている。学術理論は課題を究明するための視点を提供し、そのコンセプトは現象を眺めるレンズとなる。そして、ディープテック企業の現場に足を運び、リアルタイムでその時々の企業活動を写し取っている。そこから、起業家が成長ステージごとに直面する課題を並べながら、解決策を紹介する。本書を読めば、次代のイノベーションに担い手が今何をしようとしているのか、そして、数々の先入観が覆されるはずだ。
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