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価格:22,000円(本体20,000円+税)
【2018年04月発売】
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価格:22,000円(本体20,000円+税)
【2018年04月発売】
[BOOKデータベースより]
「イスを扱うことは見えない床・壁・天井を扱うこと」―「空間派」倉俣史朗に対するに「形態派」の雄。箱から台、板から布の皮膜へ。篠原一男のもとで建築を学び、野武士世代の建築家との協働のなかで「批評的」名作家具を創造したデザイナーの軌跡。
1(家族ゲーム、文化ゲーム 聞き手・多木浩二 文化の錯綜体としての家具)
[日販商品データベースより]2(家具のためのメモ)
3(椅子にみる意志の表現形式をさぐって;椅子のあらわれ方・身振り ほか)
4(批評としての安物家具;板がつくる複合性 家具の記憶と現在 ほか)
5(臨界の皮膜家具;身体感覚の揺らぎ ほか)
「イスを扱うことは見えない床・壁・天井を扱うこと」。「人の行動や身振りと物の結びつきを透かし見ること」――「空間派」倉俣史朗に対するに「形態派」の雄。箱から台へ、板から布の皮膜へ。篠原一男のもとで建築を学び、野武士世代の建築家との協働のなかで「批評的」名作を創造した家具デザイナーの軌跡。唯一無二の遺稿集。解説・伊東豊雄。
【目次】
1
家族ゲーム、文化ゲーム 文化の錯綜体としての家具 聞き手・多木浩二
2
家具のためのメモ 1
家具のためのメモ 2
家具のためのメモ 3
家具のためのメモ 4
3
椅子にみる意志の表現形式をさぐって
椅子のあらわれ方・身振り
椅子のあらわれ方についてのメモ
椅子像とその形式の探索
4
批評としての安物家具
板がつくる複合性 家具の記憶と現在
たがいに排除しあうような関係の家具 「笠間の家」
家具のマスカレード
XフォールドとXシェイプ
身の置き方・家具・感応の変質
三つの家具のグループのためのメモ 「モビリエ」誌に寄せて
5
臨界の皮膜家具
身体感覚の揺らぎ
家具・6+1・キラ・キラ
作品・テキストほかリスト
家具を彷徨った人 多木浩二
追記 伊東豊雄/ 坂本一成/ 白澤宏規/ 多木浩二
解説 「家具とはなんだろう」と生涯考えつづけた人 大橋晃朗の家具 伊東豊雄
【著者略歴】
大橋晃朗(おおはし・てるあき) 1938年愛知県生まれ。家具デザイナー。1962年、桑沢デザイン研究所卒業。1962-69年、東京工業大学工学部文部技官(篠原研究室)。1970年、東京造形大学専任講師。1972年、アトリエ設立。1984年、東京造形大学大学教授。篠原一男のもとで建築を学び「木地箱」「車箱」などの箱物家具を中心に活動を始め、「代田の家」(建築設計・坂本一成1976)のために設計した「椅子または台のようなイス」から家具デザインに専念。1979年より家具の社会性を考慮した「ボードファニチュア」を制作。「シルバーハット」(建築設計・伊東豊雄1984)の家具として製作した「フロッグチェア」を経て「ハンナンチェア」(1985)以降色あざやかな皮膜家具シリーズを発表。1992年逝去。「カフェチェア」ほか八代市立博物館(建築設計・伊東豊雄1990)のための家具が遺作となった。著書『トリンキュロ――思考としての家具』(住まいの図書館出版局1993/ 本書)、作品集『Touchstone――大橋晃朗の家具』(TOTO出版2006)ほか。