- 球磨おんな風土記
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292987
[BOOKデータベースより]
鎌倉期から明治初期(西南戦争)まで、700年の歴史の舞台裏には強く賢く温かな女性たちがいた。時代を縦横に往来しながら、ひとつの藩がどのような苦難を乗り越えながら700年もの歳月を存続できたのか。女性たちの視点で史実をとらえた“39”の物語!!
第一章 事件渦中の女たち
第二章 女たちの教養
第三章 相続問題に揺れる女たち
第四章 相続権を持つ鎌倉時代の女たち
第五章 江戸時代庶民の女たち
第六章 神仏に祀られた女たち
第七章 夫を支える内助の功の女たち
第八章 相良清兵衛にまつわる女たち
第九章 伝承行事を支える女たち
日本の歴史上、鎌倉以後室町戦国期、さらに織豊期・江戸期を通して、700年間、藩の名とその位置づけが変わらなかった数少ない藩のひとつ、相良藩(熊本県球磨・人吉地方)の物語である。さらにおもしろいのは、この藩の中で男たちの後ろを支えながら、強くそして優しく生き抜いた女性たちに光をあてていることである。各時代で、女たちは、家の奥をあずかりながらお家騒動に巻き込まれる一方で、歌を詠んだり旅をしたりして愉しみを見つけていた。少ない史料・史蹟を博捜し、複雑な人間関係は系図で補いながら鮮やかに描き出した労作。
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