- 雪かき車から除雪車へ
-
- 価格
- 1,375円(本体1,250円+税)
- 発行年月
- 2025年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784777055661
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 家電業界のしくみと仕事がこれ1冊でしっかりわかる教科書
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年03月発売】
- ANA苦闘の1000日
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2022年09月発売】
- インフラストラクチャー概論
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2017年07月発売】
- 道路交通の信頼性評価
-
価格:4,840円(本体4,400円+税)
【2014年09月発売】
- 「ものづくり」自動車産業論 第2版
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2023年04月発売】
[BOOKデータベースより]
1 近代化以前の除雪方法(本線除雪の手法と雪かき車;構内除雪の手法と雪捨作業)
[日販商品データベースより]2 留萠鉄道による除雪機関車導入(留萠鉄道が置かれた状況;三和興業によるロータリー除雪装置の開発 ほか)
3 国鉄による除雪車開発のはじまり
4 除雪モータカーの開発(軌道モータカーの大型化とモータカーラッセルの登場;国鉄と新潟鐵工所によるモータカーロータリーの開発)
5 国鉄によるディーゼル除雪機関車の開発(DD14形式の開発;DD14形式の完成・DD53形式の登場 ほか)
雪国の鉄道を守る役目を担い、鉄道のみならず地域のためにも欠かすことができない鉄道除雪車。1960年代以前の鉄道除雪車は「雪かき車」と呼ばれる貨車に分類され、ラッセル車・ロータリー車・ジョルダン車・マックレー車といった単独機能の「雪かき車」を蒸気機関車などの動力源と組み合わせることで、それぞれの役割を果たしていました。
一方動力近代化の波の訪れとともに、ディーゼル機関車や軌道モータカーと融合した「除雪車」が1960年代以降に急速に進化し、ディーゼル除雪機関車やより簡易な除雪モータカー、そして本線除雪後や駅構内に堆積した側雪を切り崩す「側雪処理機」などが開発され、積雪状況に応じて組み合わせるようになりました。
本書では除雪車の役割や仕組みを紹介、過去のエポックメーキングとなった除雪車両を各種紹介しながら、その近代化の経緯を解説します。
■掲載内容
1.近代化以前の除雪方法
1.1 本線除雪の手法と雪かき車
1.2 構内除雪の手法と雪捨作業
2.留萠鉄道による除雪機関車導入
2.1 留萠鉄道が置かれた状況
2.2 三和興業によるロータリー除雪装置の開発
2.3 留萠鉄道D.R.101CL形
2.4 北海道拓殖鉄道D.R.202CL形と東北電気製鉄DC2302形
3.国鉄による除雪車開発のはじまり
4.除雪モータカーの開発
4.1 軌道モータカーの大型化とモータカーラッセルの登場
4.2 国鉄と新潟鐵工所によるモータカーロータリーの開発
5.国鉄によるディーゼル除雪機関車の開発
5.1 DD14形式の開発
5.2 DD14形式の完成・DD53形式の登場
5.3 ラッセル除雪機関車の開発
Column 1 ロータリー除雪装置の方式
Column 2 除雪機付入換動車
Column 3 側雪処理機・オンレール側雪処理機