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講談社文芸文庫 はーJ9
講談社 埴谷雄高
点
日本の戦後文学を代表する小説家、埴谷雄高の長篇『死霊』。四章の発表後四半世紀超の中断を経て五章「夢魔の世界」が掲載された「群像」一九七五年七月号は、瞬く間に書店から消えた―。その夏、作者は批評家吉本隆明と秋山駿の二人と連続的に三つの対話を交わす。世代の異なる三者が『死霊』をめぐって発した言葉は、文学の力が信じられていた時代の空気を生き生きと伝えつつ、戦後文学の終焉をも映し出していた。
意識 革命 宇宙(埴谷雄高;吉本隆明)思索的渇望の世界(埴谷雄高;吉本隆明;秋山駿)文学と政治―政治は死滅するか(埴谷雄高;秋山駿)
長年の空白を破り『死霊』五章が発表された直後の1975年7月、埴谷雄高は吉本隆明と秋山駿、二人の批評家に向き合い、根源的な3つの対話を残した。最初は7月はじめに行われた吉本隆明との対談「意識 革命 宇宙」。ここで吉本は埴谷雄高と『死霊』に対して尊重の姿勢を保持しつつ、馴れ合わない厳しい態度を時に見せ、作品の内容に深く分け入ろうとしている。次は吉本と秋山駿の2人が埴谷と語った「思索的渇望の世界」。これは7月中旬に3度、計13時間におよんだ鼎談だという。ここでは先の「意識 革命 宇宙」でも吉本が文学史において埴谷雄高が系譜に位置づけられないことを述べていた延長で、埴谷の少年時代の生活に始まり、個人的な詳細を引き出している。最後の「文学と政治 政治は死滅するか」では、「政治オンチ」を自任する秋山駿が埴谷雄高が若き日に志した政治の道を問うことに始まるが、最終的に埴谷文学の根本を問うて締めくくられる。
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[BOOKデータベースより]
日本の戦後文学を代表する小説家、埴谷雄高の長篇『死霊』。四章の発表後四半世紀超の中断を経て五章「夢魔の世界」が掲載された「群像」一九七五年七月号は、瞬く間に書店から消えた―。その夏、作者は批評家吉本隆明と秋山駿の二人と連続的に三つの対話を交わす。世代の異なる三者が『死霊』をめぐって発した言葉は、文学の力が信じられていた時代の空気を生き生きと伝えつつ、戦後文学の終焉をも映し出していた。
意識 革命 宇宙(埴谷雄高;吉本隆明)
[日販商品データベースより]思索的渇望の世界(埴谷雄高;吉本隆明;秋山駿)
文学と政治―政治は死滅するか(埴谷雄高;秋山駿)
長年の空白を破り『死霊』五章が発表された直後の1975年7月、埴谷雄高は吉本隆明と秋山駿、二人の批評家に向き合い、根源的な3つの対話を残した。
最初は7月はじめに行われた吉本隆明との対談「意識 革命 宇宙」。ここで吉本は埴谷雄高と『死霊』に対して尊重の姿勢を保持しつつ、馴れ合わない厳しい態度を時に見せ、作品の内容に深く分け入ろうとしている。
次は吉本と秋山駿の2人が埴谷と語った「思索的渇望の世界」。これは7月中旬に3度、計13時間におよんだ鼎談だという。ここでは先の「意識 革命 宇宙」でも吉本が文学史において埴谷雄高が系譜に位置づけられないことを述べていた延長で、埴谷の少年時代の生活に始まり、個人的な詳細を引き出している。
最後の「文学と政治 政治は死滅するか」では、「政治オンチ」を自任する秋山駿が埴谷雄高が若き日に志した政治の道を問うことに始まるが、最終的に埴谷文学の根本を問うて締めくくられる。