- マヌ法典
-
ヒンドゥー教世界の原型
法蔵館文庫 わー2ー1
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2025年02月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784831826909
[BOOKデータベースより]
多民族、多言語、多宗教の国であるインドにおいて、総人口の八割の人々が信仰するヒンドゥー教は、文化、政治、経済、社会における中心的役割を果たしている。ヒンドゥー教は信仰、人生観、生活実践が一体化した宗教であり、それだけに社会体制の根幹をなすものである。その原型ともいうべきものは紀元前後の編纂とされる『マヌ法典』で総括され、整備された。今日ではその影響力は薄れているとはいえ、なお、社会体制や人々の価値観と生活の象徴的な存在であり続けている。本書ではそうした意義を持つ『マヌ法典』を正確に、わかりやすく紹介する。
第一章 『マヌ法典』の世界観―世界創造とヴァルナ体制(世界の創造;ヴァルナ体制とその理念;ヴァルナ体制と統治)
第二章 『マヌ法典』の人生観(人生モデル(アーシュラマ);人生の成就)
第三章 行動の準則(幼児期;学生・修業期(ブラフマチャーリン);家長期(グリハスタ);老後期)
第四章 罪と罪の除去(罪;罪の除去;ヴァルナの喪失儀式と喪失者の生活そして復帰)
第五章 犯罪と刑罰(刑罰の創造;裁判と刑罰の宣告;罪の除去と刑罰;刑罰の適用;犯罪の監視)
人類の始祖たるマヌは、偉大なる聖賢リシたちに請われ、世界の創造と、この世界のすべての人間にとって規範となるダルマを語り始めた――。
多民族、多言語、多宗教の国であるインドにおいて、総人口の八割の人々が信仰するヒンドゥー教は、文化、政治、経済、社会における中心的役割を果たしている。ヒンドゥー教は信仰、人生観、生活実践が一体化した宗教であり、それだけに社会体制の根幹をなすものである。その原型ともいうべきものは紀元前後の編纂とされる『マヌ法典』で総括され、整備された。今日ではその影響力は薄れているとはいえ、なお、社会体制や人々の価値観と生活の象徴的な存在であり続けている。本書ではそうした意義を持つ『マヌ法典』を正確に、わかりやすく紹介する。
■目次■
まえがき
第一章 『マヌ法典』の世界観――世界創造とヴァルナ体制
世界の創造/ヴァルナ体制とその理念/ヴァルナ体制と統治
第二章 『マヌ法典』の人生観
人生モデル(アーシュラマ)/人生の成就
第三章 行動の準則
幼児期/学生・修業期(ブラフマチャーリン)/家長期(グリハスタ)/老後期
第四章 罪の除去
罪/罪の除去/ヴァルナの喪失儀式と喪失者の生活そして復帰
第五章 犯罪と刑罰
刑罰の創造/裁判と刑罰の宣告/罪の除去と刑罰/犯罪の監視
あとがき/参考文献/法蔵館文庫版での再刊にあたって
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